2024/03/26

第15回全国大会反省会【ハチナイ】

ハチナイ熱にゆっくりと火が灯りだした……かもしれません。

こんばんは、シルエットです。

 

3/18~3/24にかけて行われた、第15回全国大会

以前と比べれば幾分か盛り上がってきたモチベーションにせっせせっせと熱を入れて。

とはいえサボりのツケは大きいもので、第13回大会からの戦力アップは一切ない状態

故郷たる福岡に戻り「強豪校に残れればいいなぁ」くらいの気持ちで幾度目かの全国大会をスタートさせました。


その結果とは如何に――――?

 



1xxxpt・xx位と復帰戦としてまずまずの結果を残すことが出来ました。

今大会で心掛けたのはとにもかくにも「過去の栄光にすがらない」こと。

名門校が当然とされた時代はもう過去のもの。

我が校よりもチーム評価が高い相手ならば、チャレンジタグを絞りに絞り。

チーム評価がたとえ低くても、先発鎌部や先発高坂の学校はしっかりよけて。

とにかく負けない立ち回りを徹底していました。

ただそんなことをしていたら、再抽選用の部費が枯渇するなんて異常事態も起こったのですが。

普段いかにハチナイを放置していたかの証左であります。


とはいえ一応は「強豪校ゴール」という目標を達成した我が校。

それはやはり選手たちのがんばりがあってこそのこと。

早速、我が校の選手たちの主要タイトルを見ていきましょう!

 

 

◇投手部門◇

Wエースの揃い踏みです。


まずは先代エースの倉敷舞子投手

56試合51先発41勝8敗1S 防御率2.09 597奪三振という成績で、最優秀防御率・最高勝率のタイトルを獲得。

第12回大会以来、エースの座こそフリーダ投手に譲ってしまいましたが、本格派投手の実力はまだまだ健在。

WHIP0.81、LOB%は88.6%と彼女の特徴でもある粘り強さを遺憾なく発揮し、質の面も上々。

特に県大会ではエース級の活躍を見せてくれました。

失いかけた輝きを取り戻し、フリーダ投手と背中合わせでその腕を振るい続ける彼女は、次回以降も素晴らしい活躍を見せてくれるでしょう。


次にエースたるフリーダ・F・アンバー投手。

54試合44勝9敗 防御率2.25 989奪三振という成績で、最多勝・最多奪三振のタイトルを獲得。

第13回大会よりも登板数が減っているにもかかわらず、奪三振数は4桁目前

その要因は奪三振率19.90という異次元なまでの奪三振能力。

1試合27個のアウトを26個の三振で奪う、なんてこともあったくらい。

大会中2度のパーフェクトを達成するなど圧巻の投球でエースの座を守り抜きました。

ところで前回大会では被BABIP.435という不運に見舞われたフリーダ投手。

今大会の被BABIPは.487とまたもや異次元の数値に。

登場以来被BABIPが高止まりしてるんですけど、運の揺り戻しは果たしてやってくるのでしょうか。


最後に真白玲投手

37試合1勝1敗29S 防御率5.05 111奪三振の成績で6大会連続の最多セーブ、自身2度目の最優秀中継ぎ投手のタイトルを手にしました。

前回大会では先発を務めることもありましたが、今大会はクローザーに専念。

もちろん中継ぎという特性上防御率は跳ね上がりやすいもので、うっかり防御率5点台にはなってしまいましたが安定感は抜群。

まあ、あと被BABIPが.425だったので……。

そして真白投手といえば打撃力。

打率.375 0本0打点1盗塁 OPS.750という打撃の天才らしさも。

ここぞでの一打も、失点の危機でも活躍を見せたまさに屋台骨的な選手でした。


その他、チームのためにその腕を振るってくれた投手陣の成績は以下の通りです。

8試合6勝1敗 [防]3.13 73奪三振

 

◇野手部門◇

初めてHR王が2人となりました。


まずは稀代の安打製造機、九十九伽奈選手

打率.627 27本 132打点 46盗塁 OPS1.44という成績で、3大会連続の首位打者・最多安打・最高出塁率のタイトルを獲得しました。

打率6割超えがデフォルトとなった九十九選手は、今大会では主に3番を担いポイントゲッターとして大活躍。

全113試合ながらきっちり100打点を越えてきました。

あとはホームランがもう少し出ればトリプルスリー達成ではあったのですが……。

とはいえ抜群の安定感を誇った九十九選手。

彼女の牙城を崩す選手は現れるでしょうか?


次に初のタイトル獲得となった藤堂たいら選手

打率.449 45本 149打点 31盗塁 OPS1.24という成績で小鳥遊選手と分け合うカタチではありますが、本塁打王のタイトルを獲得しました。

第13回大会の初登場以来、ギリギリタイトルに手が届かないシルバーコレクターっぷりを見せていましたが、出場3大会目にて悲願のタイトルを手に。

今大会開幕当初は5番打者としてクリーンナップを務めていましたが、その高打率を活かすべく2番にジャンプアップ。

2番最強打者理論を体現する右の大砲としてHRを量産してくれました。

また上位の打者として足も絡めて、なんとなんとのトリプルスリー達成

私個人としては2番巧打者理論を好んでいるのですが、あまりにバッチリハマった選手でした。


そして4番として貫禄を見せた小鳥遊柚選手

打率.288 45本 163打点 15盗塁 OPS.960という成績で本塁打王と打点王を獲得。

長距離砲っぷりは健在ですが、打率面ではやや陰り。

打率が3割を下回り、OPSが1を切ったのは初めてのこととなりました。

安定感には欠けた印象ですが、さすがの底力で打点王。

無類の勝負強さを発揮した、というところでしょうか。

とはいえ小鳥遊選手が4番に鎮座してからしばらく。

そろそろ、4番としての真価が問われるときなのかもしれません。


最後に我が校不動のリードオフマン、直江太結選手

打率.494 15本 50打点 58盗塁 OPS1.09という成績で盗塁王に輝きました。

5割に迫る打率はさすがといったところですが、今大会は自慢のCHがやや不発気味だった印象。

こちらも1番ショートの定位置を獲得して長いですが、大きな壁が迫りつつあるのかもしれませんね……。



という具合のタイトル模様。

それでは今大会のベストオーダーを見ていきましょう!


 

◇ベストオーダー◇

1(遊)直江太結

.494 15本 50打点 58盗塁 OPS1.09

2(三)藤堂たいら

.449 45本 149打点 31盗塁 OPS1.24

3(右)九十九伽奈

.627 27本 132打点 46盗塁 OPS1.44

4(一)小鳥遊柚

.288 45本 163打点 15盗塁 OPS.960

5(左)リン・レイファ

.334 25本 112打点 23盗塁 OPS.870

6(二)河北智恵

.383 21本 104打点 13盗塁 OPS.990

7(中)柊琴葉

.288 16本 87打点 20盗塁 OPS.750

8(捕)椎名ゆかり

.179 7本 42打点 6盗塁 OPS.430

9(投)フリーダ・F・アンバー

54試合44勝9敗989奪三振 [防]2.25

PH(打)逢坂ここ

.273 1本 4打点 0盗塁 OPS.630

PH(抑)真白玲

.375 0本 0打点 1盗塁 OPS.750


というわけで、復権と陥落のスターティングメンバー。

13回大会にてセカンドのレギュラーを奪った逢坂選手でしたが、今大会では初日から不振にあえぎ、河北選手に再奪取されるカタチで陥落

変わった河北選手が守備に打撃に活躍を見せ、復活をアピールしてみせました。

このあたりのスタメン争いはまだまだ熾烈で、次回の確約がないのも事実。

第16回大会で笑っているのは誰でしょうか。


ところで笑えないのは椎名選手の成績。

打率.174と甲斐選手みたいな打率に。

でも良いんです。だって彼女に打撃系バフはほとんど乗ってないので。投手バフもりもりなので。

捕手は打率0割でも問題ありません。

かの名将、野村克也氏が言ってたんだから間違いない。

異論は許しません。



◇特別賞◇

それでは最後にチーム特別表彰のお時間です。


まずは投手部門より、八上浩太賞

包み隠さず言えばハチナイ版沢村賞です。

映えある八上賞に輝いたのは――――

フリーダ・F・アンバー投手

とはいえ今大会はWエースとして腕を振るった倉敷投手の活躍も目覚ましいものがあり、正直どちらが獲得してもおかしくない状況ではありました。

最終的には奪三振能力の高さや完封数を考慮しての選出となりました。


次に初のカムバック賞。

文字通りの賞ですが、もしかしたら予想がついているかもしれません。

今大会でのカムバック賞に輝いたのは――――


河北智恵選手!

第12回大会以来となるスタメン復帰でしたが、安定しかつパンチ力のある打撃で大活躍。

再び二塁のレギュラーを射止めました。

次大会での活躍も期待されます。


それでは最後に、最優秀選手賞の発表です。

我が校の勝利に一番寄与した選手に送られる賞。

今大会のMVPに輝いたのは――――

藤堂たいら選手!

開幕当初は5番として、途中からは2番として。

つなぎ役から一発まで縦横無尽に活躍したのが藤堂選手でした。

まさに打線の火付け役的存在。

これからの我が校を背負って立つ選手になると思います。

おめでとう、たいら!!!



といった具合に振り返ってきた今大会。

最後にチーム勝敗を振り返りましょう。

ホーム戦では113試合93勝19敗3分 勝率.827という結果。

だいぶ負けを減らせたのが良いところでしょうか。


ビジター戦では43試合0勝43敗 勝率.000脅威の未勝利!

渡久地東亜もびっくりの結果です。

平均スコアは24-1最多失点は67点最多得点は4点という焼け野原どころかもはや土すら残らない焦土っぷりです。

ビジター戦、やめないか?


最後に。

監督の皆様、本当にお疲れさまでした!!!



●おまけ●

毎度恒例、先発投手の成績をNPB基準に換算してみようのコーナー。

今回はフリーダ・倉敷の2人を換算してみます。


フリーダ 26試合 215.3回 21勝4敗 [防]2.25 476奪三振 完投19 完封7 
倉敷舞子 25試合 204.6回 20勝4敗 [防]2.09 293奪三振 完投15 完封4


ホークスに来て鉄壁の先発投手陣を形成しておくれ……🙏

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