2021/09/22

文豪と出会った夜

 まさか読書感想文でブログを更新する日が来ようとは。

 こんばんは、シルエットです。

 皆さんは夜寝る前に行う日課などはありますか?例えば瞑想、例えば読書。ある人にはあり、ない人にはない。日課というのはそういうものだと思います。

 かくいう僕は、日課と呼べるほどのものではないのですが、寝る前によくpixivを見ています。主に「#八月のシンデレラナイン」ですとか「#IDOLY_PRIDE」といったタグで検索をかけて、イラスト・小説その両方の新たな作品をチェックしています。

 ただ、確固たる日課たらしめないのは、まだまだ発展途上な両ジャンルが故、毎日新作が投稿されているかと言われると、そうでもないわけです。イラストはまだしも、小説は特に。ですので、寝る前にpixivを開いてはみるものの、目新しい作品はないまま床につくなんてこともザラなわけで。

 そんな感じのゆるふわルーティンの中で、僕は出会ってしまったわけです。文豪に。

 という前書きで今日の記事は、冒頭にもあったように読書感想文。つまるところ、ちょっとすごいとかいう次元じゃない、本当に魂が震えるような作品に出会ったわけでして、せっかくなのでこの思いを記事にして皆様に紹介しよう、というお話。


 今回ボクが出会ったのは、これま氏『失礼な彼と意地悪な彼女の一日 << 乙女たちは唄う』という、ハチナイの二次創作SSです。

 まずこの作品、目を引くのが134,128文字という圧倒的文字数。読了目安:4時間28分ってのも始めてみました。ちゃんとデータを採ったわけではないので、あくまで肌感覚えではありますが、ハチナイのSSで10,000文字を超える作品はそうそうありません。連載作品で累計の文字数が万を超えているものは多々あるかもしれませんが、一話完結の作品でこの文字数はやはり珍しい。

 なかなかこの文字数ですので、読むのも大変だろうということで、さらっと話のストーリーを……といきたいところではありますが、そうもいきません。

 この作品は、実際に読まなければ意味がありません。僕が書くような、所謂「尊いシチュエーション」だけのものではなく、これま氏が綴る一文字一文字を読み解いてこその作品なのです。

 だから読め!読め!!さあ!!!ほら!!!!

 はい、あとは読んだことを前提に進めますね。

 まず僕が最初に心揺さぶられたのは、練りに練られた細かい設定群です。例えば冒頭に出てくる「木下通り」。ハチナイの監督さんであれば「ああ、あそこね」とすぐさま理解できるであろう概念です。もし僕が木下通りをSS内で登場させるならば、さしたる説明もせずに「木下通り」という言葉だけで片付けてしまうでしょう。

 それが、この作品ではどうでしょうか。「木下通り」をまず「この街のオシャレの聖地」という、なんだか小気味の良い言葉でしっかり定義付けを行っています。そしてそこから、木下通りに点在する様々なお店のことや、「路地を挟んだ裏道の先」という新たな概念をも登場させながら、よりリアルに「木ノ下通り」を肉付けしていきます。

 するとどうでしょう。今現在文字を読んでいるにも関わらず、頭の中では何処かのおしゃれな街並みが、まるで映像のように浮かび上がってくるのです。余談ですが、僕は前半部分の描写を天神のあたり、後半部分の描写をヨーロッパのどこかしらの風景で想像しています。あと、そのあとのひだまり駅は、僕の慣れ親しんだ駅で思い浮かべています。何処とは言いませんけど。

 場所の描写が続いてきたあとには空の描写。空はいいですね。雲の様子で天気のみならず、季節や感情をも表現できるので。この作品でももれなく、「快晴」や「春の日和」といった表現で、清々しい華やかな気分がもり立てられますね。

 さて、風景と季節といった想像が済んだところで、今度は人物にスポットライトが当たります。これもまた感嘆の息が漏れるばかり。

 先程の描写の細かさからブレることなく、登場する人々の姿形が恐ろしい勢いで脳内に流れ込んできます。これは二次創作作品ですので、既存のキャラクターであれば立ち絵的なイメージは瞬時につくものです。だからこそ、僕は描写をサボるのですが、この人は絶対にそんなことはしない。それどころか、キャラクターの性格に反しない範疇でアレンジを加え、よりキャラクターをそのキャラクターらしく仕立て上げています。これは本当にひとえに尊敬の念以外ありません。まじで。

 そして人物の描写というのは、服装や髪型だけにとどまりません。台詞内での言葉の使い方や台詞のあとでのキャラそれぞれの反応。それらの要素を巧みに操り、既に確立しているキャラクター像から全くブレることなく作品を作り出しています。前述したように、今まさしく文字を読んでいるはずなのに、明らかにアニメやドラマといったたぐいの映像作品を見ている、そんな感覚に襲われてなりません。

 ちょっと話が右往左往していますが、ここまでで紹介したのは設定や描写といったある種技術的な面。じゃあ、ストーリーはどうなんだよ?という話ですが、これもまたすごい。

 先に申し上げたとおり、13万文字というなかなかとっつきにくい文字数であるにも関わらず、読んでいる間、僕の目と指は止まるところを知らず、0時から2時くらいまでぶっ通しでストーリーを追い続けました。だって先が気になって仕方ないんだもん。

 台詞回しや感情表現が巧みという話をしましたが、それはもちろんストーリーにも深く関わってきていて、無理のない流れで緩急を見せながらも軽快に物語が進展していくのです。登場人物全てが、単なる舞台装置を飛び越えて、確固たる人間として動いているものですから、本当に先が読めなくてハラハラドキドキさせられっぱなし。僕のSSなんかだと、どうしても透けて見える予定調和なんてものも全く見えません。

 ところで僕は、ハチナイの魅力を紹介するときによく「良い意味でも悪い意味でも人間臭いキャラクター」と評するのですが、この作品に出てくる人々はまさに「人間臭い」。たとえキャラクターであったとしても、それは一人間であるがために、上品なところばかりだけでなく、下品だったり下世話だったりの見せない部分を抱えているもんです。それがこの作品では、嫌味なくでもありありと描かれている。人物らの考え方が人間臭いから、ことあるごとに共感して心が近づいてしまうんですね。

 ここまで語ってきた「感情」という点。これも例外なく、深く深く考えられた上で物語られています。ハチナイというジャンルの性質上か、「悩み解決」という部分はある意味で切っても切り離せないものかもしれません。しかしながら、悩みとは思い煩う心の苦しみであって、そう簡単に解決できるものではありません。僕のSSでありがちなんですが、監督がひょんなことを言って、その一言に救われるなんて展開。書いてるときは「あは~~~~かんとくかっけ~~~」みたいになってるんですが、あとから読み直すとどうしても作者(=僕)の浅はかな考えが透けて見えて、ダサく見えるんですよね。だって言葉に深みがないもん。それはやはり知識と想像力が足りないからなのでしょう。

 それが、この作品にはない。まーったくない。ゼロ。一見ひょんな一言であっても、その言葉の裏にはものすごい奥深い感情が渦巻いていて、それをひっくるめた結果。そういう言葉で悩みを解決の方向へと導いているわけです。見かけ上は一緒に見えるけれど、深みってやつが段違いなわけですよ。

 




 と、いった具合にとりあえず書きたいことは全部書けたのですが、つまるところどういうことかといいますとね。

「高解像度の映像が脳に流れ込んできてたまんね^~」ってことです。

 あと同時に「自分もこれぐらいしっかり考えと文章を練って執筆をしなければならない」とも思いました。

 皆もいろんな作品を読んでみましょうね!

 おやすみなさい~

2021/08/31

第5回全国大会を振り返って

 8月の更新がゼロだなんて事態だけは避けたかった。

 こんばんは、シルエットです。今日はハチナイ記事です。


 8月23日から29日かけて開催された第5回全国大会。今大会は「ムードメーター」という新機能の研究が進む中で、新たな要素として「タグ」が追加されたこともあり、今までとは一味違った盛り上がりを見せました。

 全国の舞台でしのぎを削る名門校の監督さんは手に汗握る熱戦を、今までは苦汁をなめ続けていた中堅校の監督さんは晴れて強豪校の仲間入りを果たすなど。かくいう私もNPCをひたすら殴っていた前回大会とは打って変わって、考えられる最高のオーダーで福岡県の猛者と戦っておりました。

 まず結果を申し上げると、5回目にして初めての強豪校入りを果たし、福岡県151位という成績を残しました。

 過去最高の成績を残せたことは非常に喜ばしいのですが、しかしながら期間中のモチベーションの低下もあり、最大180試合のところわずか98試合しか消化することが出来ませんでした。もし最終日までしっかり走り抜いていたならば、もう少し良い結果が得られたのではないか、と少しばかり後悔しています。

 なぜモチベーション低下が起こってしまったのか、と自ら考えたところ、やはり「色気を出してしまった」ということに尽きると思います。URの枚数は揃っているものの、育成はまだまだ不十分な本校。本来であれば「負けてもともと」というスタンスで試合に望むべきだったのですが、なまじ過去最高の勝利ペースで中堅校から強豪校まで駆け上がってしまったものですから、負けるごとにフラストレーションを溜めてしまったのです。

 もちろん「色気」というのはそれ以外にもありまして、「守備が大事だから」と打率が1割台に低迷する野手を使い続けたり、慢心からくるCHの発動忘れたりといった幾多の采配ミス。まさに負けるべくして負ける状態に陥っていました。

 初の強豪校入りを果たし嬉しい反面、まだまだ反省点も多い。そんな第5回全国大会でありました。



 さてさて。湿っぽい話はこれぐらいにして、今大会の選手の成績を振り返っていきましょう。成績を見るのが一番楽しいですよね。

 今回はいわゆるベストオーダー形式でご紹介。「え、この打率でベスト?」と思われる選手は僕が意固地になって使っただけなのであしからず。

 それでは参りましょう!

1(遊)有原翼            
 .590 13本 40打点 OPS1.33
2(捕)椎名ゆかり
 .358 11本 46打点 OPS0.85
3(右)逢坂ここ
 .409 44本 142打点 OPS1.33
4(一)小鳥遊柚
 .379 23本 102打点 OPS1.04
5(ニ)仙波綾子
 .345 33本 81打点 1.01
6(左)宇喜多茜
 .286 4本 22打点 OPS.700
7(三)近藤咲
 .342 32本 79打点 OPS1.05
8(中)中野綾香
 .195 8本 19打点 OPS.520
9(投)倉敷舞子
 .152 0本 7打点 OPS.360


 と、いった具合に。まず目を引くのはリーディングヒッターのUR有原の打率5割9分。夢の4割を優に超えています。CHは確定出塁とはいえど、OCの兼ね合いで発動できなかったことも多かったなかでのこの成績。やはり有原はすごい。

 それに並んで目立つのは、3番を打つUR逢坂。わずか98試合ながら44本のホームランと3倍打点ニキもニッコリな142打点を積み上げるという圧倒的なクリーンナップ。その後を打つ小鳥遊が少しかすみます。

 そして目をみはるのはセンター中野の成績。一応守備の人、という形で起用していたのですが、いくらなんでもな状態に。一応そこそこ守備も出来て打てて……という選手を考え、中野・草刈ルナ・花山と起用したのですがイマイチぱっとせず。そんななか、終盤の数試合に玉砕覚悟で起用した永井は打率.324 1本 4打点というそこそこの成績。やっぱり守備よりも打撃を重視するべきでしょうか。激打が正解……?

 また、レフトもなかなか固まらなかった。今回最多出場はフェス宇喜多でしたが、対蝶属性×という弱点を抱える彼女は、蝶属性投手の先発が予想されるときには柊にスタメンを譲りました。代わって出場の柊は打率.298 4本 21打点とこちらもそこそこの成績。次回までのレフトが決まらなければ今後もこの二人を併用していこうと思います。

 あと、ここには書けなかったのですが、代打の切り札として活躍した九十九。2割5分打てば成功と言われる代打の中で、驚異の打率.412 2本 7打点という活躍。継投時の代打のみならず、試合の流れを変える一打をも放った彼女は影のMVPです。


 といった様子の野手陣に続いて、今度は投手陣。


(先)倉敷舞子
 520回1/3 防御率2.92 408奪三振 WHIP1.22
(先)神宮寺小也香
 65回2/3 防御率3.58 71奪三振 WHIP1.26
(先)直江太結
 52回2/3 防御率2.91 21奪三振 WHIP1.23
(継)九十九伽奈
 105回2/3 防御率3.58 71奪三振 WHIP1.15

 ちゃんと勝ち星とかHPとか記録しておけばよかったなあ、と思いつつ。

 やはり今大会も大車輪の活躍を見せたのはUR倉敷。疲労度の関係もあって1日10試合ほど先発を努め、超打高の全国大会を防御率2点台でゴール。

 さらにそのあとを継ぐのが神宮寺・直江の両投手。直江は強豪校に上がるまで、神宮寺は強豪校に上がってから短いイニングながらしっかりと試合を作り、中継ぎに託すという仕事を全うしてくれました。

 そして初めて日の目を浴びた中継ぎ投手は九十九。絶対的安定感からセットアッパー、ロングリリーフもなにからなにまでこなす超万能投手。その凄みはWHIPに現れてます。




 さてさて。こんな具合。

 結構全国大会期間中はイライラが募っていたんですが、いざ選手たちの成績を見ると「やってよかったなあ」と気持ちになりますね。第6回ではもう少し選手の育成をするとともに、慢心なく、チャレンジャーの気持ちで向かっていきたい所存です。

 投げやりぶった切りな記事にはなりましたが、このあたりで。

 おやすみなさいませ~

2021/07/04

サヨナラから始まる物語

 アニメ・IDOLY PRIDEを一気観しました。

 こんばんは、シルエットです。


 前回の記事で『次回は今僕がハマってるIDOLY PRIDEネタで記事を書きたい』なんて書きましたが、有限実行していこうと思います。

 というわけで紹介するのは、今僕がハマっているアイドル育成系ポチポチゲームのIDOLY PRIDEです。

 サイバーエージェントグループ、ミュージックトレイン、ストレートエッジによるメディアミックス作品で、飽和傾向にあるアイドルモノに一石を投じるような作品……かもしれません。

 僕は生憎アイマスやラブライブといった有名アイドル系作品を見ていませんので、比較は出来ないのですが、アイドルモノにしては随分重々しい印象の作品。実際にホームページを見ていただければわかるのですが、トップに踊る文言は「舞台裏のドラマが、ステージを輝かせる」といきなり裏を示唆。

 そして紹介文をホームページから一部引用しますと、

アイドルという「空間」をつくっていく喜び。
その過程では、誰しも汗を、涙を、時には血を流している。
それでもアイドルを続ける。
最初からスポットライトを浴びる人なんていない。
誰しもみんな、弱かった。
屈しないものだけがアイドルの最高峰へたどり着く――。
これは、大きな夢と、過酷な現実を前に青春を駆ける、切なくも熱い、アイドルたちの物語。

 と、アイドルが持つ華やかさというよりはどちらかというと、頂点を目指すもの達の泥臭さとか、そういうものを感じさせる雰囲気。

 しかも、そういう重々しい雰囲気はサービス開始前のキャラ告知画像にも現れていて、可愛らしいキャラがそれぞれ苦々しい顔をしていたもんですから、一部では「うんこ堪えてそう」「なんなら漏らしてそう」とか言われてました。

 じゃあどういうストーリーなのさ?という話です。

 大まかにかつ僕なりにあらすじを説明しますと


 アイドルをAIが評価し、その価値を定めるVENUSプログラムが作られ、アイドル戦国時代と呼ばれる頃。星見市という関東郊外の小さな芸能事務所、星見プロダクションから「長瀬麻奈」というアイドルが誕生する。華々しいデビューを飾った彼女は、またたく間にトップアイドルへの道を駆け上がっていく。その過程、新人アイドルの登竜門であったNEXT VENUSグランプリの決勝へ。グランプリに優勝すれば、アイドルとしての成功は約束されたようなもの。人生を決める勝負へ臨む前、会場への移動途中に彼女は交通事故により帰らぬ人となり、そしてNEXT VENUSグランプリの決勝のステージの幕も上がることはなかった。
 長瀬麻奈の死去から3年後。彼女のクラスメイトかつマネージャーであった牧野航平は、「決勝の舞台に立つまで成仏できない!」と霊と化した長瀬麻奈と共にマネージャーとしての日々を送っていた。そんな彼に新たなアイドル候補が預けられる。長瀬麻奈の妹・長瀬琴乃、長瀬麻奈とそっくりな歌声を持つ川咲さくら。来るNEXT VENUSグランプリの復活に向けて、再び牧野はトップアイドルの育成を目指すこととなる――

 ってところでしょうか。

 まとめる過程で若干齟齬が発生している感も否めませんが、大筋はズレていないと思います。

 もしここまでで「興味が出たな~」って人はここでこの記事を読むのをやめて、アニメを見てみることをおすすめします。

 ここからはアニメ最終話のネタバレをゴリゴリ入れていきますので!!!



















 はい、忠告しましたのでここからは最終話・12話のネタバレ感想です。

 まず一口に、ギャン泣きしました。牧野くんと麻奈ちゃんのラストシーンはもう涙なしでは見れないでしょ。

 大まかなあらすじを語りますと、なんやかんやでNEXT VENUSグランプリ優勝を果たし、ウイニングステージに立つアイドルたち。その間に牧野は会場を後にし長瀬麻奈と、そして霊体の長瀬麻奈と出会った高校の教室へと走ります。長瀬麻奈が霊体として現世に留まれる時間はもう残り僅かでした。
 あのときと同じ、教室の窓際に立っていた麻奈は牧野に彼女の本当の願いを語ります。それは「牧野航平をトップアイドルのマネージャーにすること」でした。牧野は「なぜ自分だったのか」と問い、麻奈は様々言葉を紡ぎながらも「キミが好きだったから」と想いを吐露します。牧野は衝撃を受けると共に「俺はマネージャーだから」と自分の想いを封印してきたことを滲ませます。そんな牧野を見て「キスでもしておけばよかったね」と麻奈は生きているときには出来なかった口づけを牧野と交わし、そしてこの世界から姿を消してしまいました。最後に、妹・琴乃に「まだまだ先は長いよ」と言葉を残して。

 はい、もうギャン泣き。それまでの過程でどことなく麻奈ちゃんが牧野くんを好いていたことは示唆されていました。それが、最後に牧野くんに伝えられたこと。そして真面目な牧野くんはそれでも「アイドルとマネージャー」という立場を崩そうとはしなかったこと。最後に、本当の別れを前に口づけを交わせたこと。

 こんなもん泣くしかないでしょ!!!!!!!!

 しかもこの場面で流れているのは、長瀬麻奈の最期の曲。「song for you」。これは麻奈ちゃん曰く妹の琴乃に向けての曲だそうですが、その歌詞を読み解くと、それと同時に仄かに牧野くんへの想いも込められていたことが見て取れます。

『わたしの わたしの 一番近くで いつでも いつでも 見ていて くれたね
 あなたと 過ごした かけがえのない日々に 贈るよ 「ありがとう」』

 勿論肉親である琴乃はずっとずっと姉を一番近くで見ていたと思います。しかし、アイドルとしての長瀬麻奈を一番近くで見ていたのは、マネージャーという立場で舞台袖から見続けていた牧野くんでしょう。

 そしてグランプリ決勝で歌う予定だったこの曲。会場まで牧野くんと別々に移動することとなった麻奈ちゃんは、「絶対に見に来てね」と牧野くんに念を押していました。つまり、琴乃と同時に牧野くんにもこの曲を届けたかったわけです。

 そういう麻奈ちゃんの想い全てが詰まった中でのお別れ。

 そして、場面はかわりアニメでのラストライブ。

 「サヨナラから始まる物語」をイマのアイドルたちが歌います。

『めぐり逢えた奇跡の真ん中で 少しくらいわたし泣いたっていいよね』
 サヨナラから始まる物語 胸の奥に刺さった切なさが痛いけど
 駆け出したら いつでもそこがスタートライン
 君と走っていこう デスティニー』
『たどり着いたステージの裏側で いつも君が優しく笑ってたんだね
 サヨナラから生まれた物語 言えなかった言葉がまだたくさんあるよ
 溢れすぎた心からは本音がこぼれた
 もうちょっと消えないでいて デスティニー』

 エモの塊ですよ。「サヨナラから始ま」っていくイマの星見プロの物語なんですからね。

 そしてこの裏で、東京への進出を前に星見プロの三枝さんまで姿を消してしまうんですから……もうね!


 と、いうわけでアニメでガチで声震わせるレベルで涙を流したのは久々だったので衝動的に文章を書きたくなってしまいました。

 ところでアイプラの最推しは「成宮すず」ちゃんですが、最オシのグループは「LizNoir」です。あのどことなく尖った雰囲気と割とロック調のゴリゴリな感じがアイドルらしくなくて好きです。

 皆様も是非推しグループを見つけましょ~。

 ではでは!

2021/06/26

主観と事実

 ハチナイの周年記念SSを書かずなにやってるんだと言われそうですが、ちょうどよいブログネタを思いついちまったもんですから(あと適当にでも形にしておかないとひたすら擦り続けちゃいそうなもんですから)一旦書いておこう、というわけでございます。

 こんばんは、シルエットです。


 インターネットの流行りは本当に目まぐるしいです。最近では、2ちゃんねるの創設者であるひろゆき氏の雑談配信の切り抜きが流行りですね。なんだか「論破王」だなんて持て囃されちゃって、うっかり一度でも動画を見てしまいましたら、関連動画欄には溢れんばかりのひろゆき氏の切り抜き動画が。

 星の数ほどありそうなひろゆき氏の動画の中で、僕の印象に残っているのが『部員を「デブス」とイジっていたら辞めちゃった』という内容のスパチャに答える動画ですね。デブはある程度一般論的に判断できるけど、ブスは主観でしかないみたいな解答をしていたような気がします(雑)

 ここまでが前置きなんですが、インターネットという世界では誹謗中傷が溢れているわけであります。なんとなくSNSを眺めていると、「クソキモチビ浪人ストーカー」というなかなかに強烈なパンチラインの誹謗中傷を目にしました。

 どことなく語感が良くてついつい呟いてしまいたくなるのは一旦横において、前述のひろゆき氏の理論から、先の文言が「ただ事実を述べているだけなのか」、それとも「いわれのない罵倒」なのかを紐解いていきましょう。


 先の文言は、単語で分解すると「クソ」「キモ」「チビ」「浪人」「ストーカー」と5つに分かれます。

 まずは考察が比較的楽そうな「浪人」から行きましょう。「クソキモチビ浪人ストーカー」と評された人が、浪人生であれば事実です。もし浪人生ではない、または浪人していた過去がなければ、これはいわれのない罵倒です。

 調査の結果、受け手は過去に浪人経験があるとのことでしたので、「浪人」は事実であると認定していいでしょう。これで「浪人」という表現は固まりました。


 次に「ストーカー」という表現。仮に事実であったとしたら、中傷どころか犯罪ですので一大事です。まず前提として、受け手は過去にストーカー規制法等で取り締まられたことや、ストーカー行為をはたらいたことはないと証言しています。つまり、現状だと過去の経歴などから「ストーカー」と表現しているわけではないということです。となると、発信者は受け手からストーカー行為をされているということでしょうか。

 受け手は、先の文言の発信者と過去にネット上では交流があったものの、実際に会うなどの面識はないとも言っており、受け手は発信者に対して(ネットストーカーを含め)ストーカー行為をはたらいているつもりはない、と話しています。ただ、ストーカー行為――特にネットストーカーに関してはその方法は多岐にわたるために、明確に定義することはできません。故に、受け手にはストーカーの自覚がなくとも、発信者にとっては何らかの行為がストーカー行為であると判断されている可能性は十分にありえます。嘘であると判断ができない以上、一旦は「ストーカー」も正しい、ということにしておきましょう。



 次に考えるのは「チビ」という表現。これは案外簡単そうですが、意外と難しい。身長何cmから「チビ」であるか、の定義はありません。あくまで主観によるものです。もし仮に、平均身長を下回ると「チビ」であると定義するならばどうでしょうか?

 受け手の身長は166.9cm。確かに成人男性としては物足りない身長です。そしてそれを裏付けるのが、20歳男性の平均身長は170.9cmであるというデータ。平均身長より3cm小さいと、それは世間一般から見て「チビ」であるというゆるぎ難い事実とも言えるでしょう。ゆえに、「チビ」という表現も事実であると認定されます。


 最後に「クソ」と「キモ」という表現です。これは本当に難しい。何が「クソ」で「キモ」なのか。何を持ってそう判断するかというものさしはありません。ここは完全に主観であるといって良いでしょう。

 ただし、「仮にクソやキモが人となりのことであるならば、事実とも言える」と受け手は頷きます。過去に「キモ」と評されたことがあり、「クソ」と評されたこともあるとのこと。数回ではなく、結構な頻度で。

 ともなると、判断基準は主観ではありますが、世間一般から見て事実である、ということもできそうです。よって、「クソ」や「キモ」も事実と認定して差し支えないでしょう。


 全ての単語の判断が終わりましたね。

 結果としては、「クソキモチビ浪人ストーカー」の表現は概ね事実であり、誹謗中傷ではないという結論を得ることができました。

 これにより、ただ単に事実を述べられただけ、ということになりますね。


 ただ、一部あやふやな部分はありますので、発信者さんによる答え合わせをぜひとも期待しております。

 それでは、おやすみなさい~

2021/06/15

僕考最強侍J -東京五輪編-

 ぼくのかんがえたさいきょうの侍ジャパンネタ、書くのざっと2年半ぶりですって。

 こんばんは、シルエットです。

 東京オリンピックをもうすぐそこに控えた今日このごろ、ついに明日11時から侍ジャパンの内定選手が発表されるらしいです。

 僕は侍ジャパンが招集されるとき、気まぐれに選手予想をしていました。(選出メンバーにツッコミどころしかないのはご容赦)

 例に漏れず、今回も僕考最強侍Jを予想していきましょう。

 さて、本題に入る前にまずは前提情報。この五輪メンバーは、今までの侍とは違って24名と枠が少ない。4人少ない。これが結構頭を悩ませるんですね。遊び選出が許されません。

 さらに今年は核となる選手の怪我であったり不調であったりと問題が多い。筆頭は千賀選手ですよね。どこまで選出するか難しいところではありますが、現在抹消中の選手でも実戦復帰している等、目処が立っていれば選出しようと思います。

 それでは、メンバー紹介。

○投手

・先発投手

田中将大(楽天)・山本由伸(オリックス)・森下暢仁(広島)・宮城大弥(オリックス)・柳裕也(中日)

・中継投手

平良海馬(西武)・山﨑康晃(DeNA)・青柳晃洋(阪神)・松井裕樹(楽天)・栗林良吏(広島)

○野手

・捕手

甲斐拓也(ソフトバンク)・木下拓哉(中日)

・内野手

村上宗隆(ヤクルト)・菊池涼介(広島)・大山悠輔(阪神)・坂本勇人(巨人)
源田壮亮(西武)・浅村栄斗(楽天)・山田哲人(ヤクルト)・佐藤輝明(阪神)

・外野手

柳田悠岐(ソフトバンク)・吉田正尚(オリックス)・近藤健介(日本ハム)・栗原陵矢(ソフトバンク)

・スターティングラインナップ

1(中)柳田悠岐
2(指)吉田正尚
3(左)近藤健介
4(三)村上宗隆
5(遊)坂本勇人
6(右)栗原陵矢
7(一)浅村栄斗
8(二)菊池涼介
9(捕)甲斐拓也

 ……さてさて、いかかでしょうか。賛否両論(否否)ありそうですが(笑)

 詳細を語っていきますか。

 まずは先発投手陣。やはり軸となるのは楽天・田中投手。昨年までバリバリのメジャーリーガーで、ここまで勝ち星には恵まれていませんが成績は悪くないです。世界を知る男が、侍をまとめ上げてほしいですね。そして山本由伸投手。プレミア12ではセットアッパーを努めていましたが、やはり彼の真骨頂は先発。さらに柳投手は今シーズン、大野投手がイマイチピリッとしないなかで中日投手陣を圧倒的な成績で引っ張っています。そこに続くのが、森下投手・宮城投手の若手。特に宮城投手は若手でくくるには惜しいほどの投球術を持っていますから、世界という大舞台でも飄々と投げてくれそうですね!

 次に中継ぎ投手陣。ここで問題なのは誰をクローザーにするか、ということ。成績で言いますと、22試合連続無失点という栗林投手にルーキーながら白羽の矢が立ちますが、あえて僕は楽天・松井裕樹投手に託したい。いわゆる劇場型ではありますが、五輪という大舞台であればそのプレッシャーが良い方に働いて、まさにイケイケになってくれるのではないか、という期待。

 そのクローザーへと繋ぐのが絶対的セットアッパー・平良海馬投手ですね。もうここは本当に揺るぎない。33試合に登板して無失点は異常です。

 そして先発をしっかり支える青柳投手。阪神では先発を務める彼ですから、先発投手に何かあった際にはロングリリーフとして。もし先発が足りない、なんてことになれば先発も。この男なくして安定した侍投手陣は無し、というまさに屋台骨ですね。


 さあ野手。捕手。ここはねえ……。ギリギリまで広島・會澤選手を選出しようと思っていたんですが、どうも今日の試合で負傷交代してしまったようで……。怪我の度合いにもよりますが、ここは五輪までの調整は難しいと判断して木下選手に。木下選手は、中日に彗星のごとく現れた強肩強打の捕手(交流戦ではお世話になりました💢)セ・リーグ投手陣を引っ張っていただく捕手ですね。そして甲斐キャノンで有名、甲斐拓也選手。彼を日本の正捕手を背負っていただこうと思います。肩は勿論なのですが、彼の真の魅力は壁性能。日々、ソフトバンクのノーコンワンバン変化球投手に鍛えられた彼のボールを止める力は眼を見張るものがあります。これで投手は心置きなく落ち球を投げられます。

 次、内野手。概ねプレミア12のメンバーながら、大山選手や村上選手といった新しい顔ぶれ。特に村上選手には日本の4番を背負っていただきました。日本の4番といえば鈴木誠也選手なのですが、今年はいかんせん調子が。代わりに、セ・リーグ打点2位をひた走る村上選手にどっしり構えていただきたく。ちなみに佐藤輝明選手も、打点リーグ4位と右翼・三塁を守れるユーティリティ性を評価しての選出。

 残る懸念点は遊撃手。筆頭候補の坂本選手・源田選手が(コロナも含め)故障明け。特に源田選手はつい最近二軍戦に復帰したばかりなので結構微妙なラインではあります。しかし、この二人は絶対に欠かせない戦力。なんとかコンディションを合わせてほしいです。

 ……え?周東?さすがに今年の成績ではね。


 最後、外野手。

 まず近藤選手はプレミア12でも選ばれていた選手ですね。もともと高打率高出塁率長蛇も打てるというまさに天才的打者だと思っていたのですが、なんと今年は本塁打も打てると天才っぷりに磨きがかかっています。この選手を国際舞台で使わないのは勿体ないなと。そして何と言っても批判されそうなのが鈴木誠也選手を選ばなかったこと。前述の通り打点が少ない。リーグ24位はちょっときつい。そこで代わりを務めるのが栗原選手。彼は一(三)左右だけでなく捕手も守れるまさにユーティリティ。さらに勝負強いバッティングもあり、期待大の選手ですね。あとは吉田正尚選手・柳田悠岐選手ですが、何か語ることがあろうか、というレベル。強いて語るなら、柳田選手は1番です。4番じゃない。



 ……と言った具合でしょうか。

 遊ぶ余裕はないとか言っておきながらちょっと遊んだ選出ではありましたが、果たしてどこまで予想が当たるのか。どんな布陣でくるのか。ワクワクが止まりませんね。

 明日、11時。youtubeの生中継で、その瞬間を目にしましょう!