なんだい、これは?
こんばんは、シルエットです。
4月末より開催されていたけいおんコラボの興奮も冷めやらぬ中、新機能発表スペシャルと銘打って放送されたアイプラ生放送(収録)。
かねてから『アイドルともっと触れ合える機能を追加予定!』とアナウンスされていただけに「箱庭的要素が追加されるのでは……?」とまことしやかに囁かれておりました。
そんな中で発表されたのは、まさかの『アイドルと恋愛ができる機能』という普通のアイドルモノとは一線を画す新機能。
とはいえもちろん、マネージャーが白昼堂々とアイドルと恋愛をするわけではなく、あくまで「アイドルをモデルとしたキャラクターが恋愛ゲームに登場する」という体をとるというシロモノ。
なので週刊ゴシップの記者も安心して『もし恋』をプレイすることができます。
そんな、そもそも存在自体がびっくりすぎる新機能ですが、さらに明かされた情報がまたまたびっくり。
というのも『もし恋』の劇中歌として、一ノ瀬怜ちゃんのソロ曲が実装されることに相成ったわけです。
今まで『未来模様』や『もういいよ』などのソロ曲が発表されてきたアイプラですが、それらはすべてアルバムでの発表にとどまっており、ゲーム内での登場はいまだかつてありませんでした。
ですのでもちろんイベントストーリー等も存在せず、いわば「文脈のない曲」でした。
そこで今回の一ノ瀬怜ソロ曲の実装。劇中歌という側面もある以上、もし恋の文脈……ひいては恋愛的要素が楽曲の背景として現れることになるのです。
さて、ここいらで今日の記事のタイトルに戻りましょう。
――もしも雫のdropが恋愛ソングだったら。
この楽曲は、兵藤雫の歌声考察でも示したように『兵藤雫自身を表現する楽曲』であると信じてやみませんでした。
ですが、ここで注入される『もし恋』という概念。
もしもそれぞれのソロ曲に『もしも君と恋をしたら』という要素が付け加えられるなら。
兵藤雫のdropは『君に向けた恋愛ソング』という新たな一面を見せてくるのかもしれません。
それを念頭に置いて、dropを見てみましょう。
……ここまで理路整然と(?)文章を書き連ねてきましたが、たぶんここからは壊れます。
ご注意を。
さて、第一連。
『あのね、ちょっと、喋るの苦手だけど
胸の奥はちょっぴり熱いんだよね』
……どうでしょう。
恋愛ソングかもしれない、と考えるだけでこの歌詞の輝きが明らかに変わってきたと思いませんか。
まだ曲は始まったばかりだというのに、もうすでに兵藤雫を抱きしめてあげたくなるような可愛さが滲んでいます。
さて、ここからどう展開していくでしょう。
次の連に参ります。
『ずっと自分に自信がもてなくて
秘密にしてた気持ちも言えずに
あぁ~なんだかもやもやしちゃって
もう我慢できないよ!』
……おいおいおいおい!
これもう絶対告白する五秒前じゃん。
「断られるかも」とか「私のことを好きになってくれるはずがない」とか考えてずっと想いに蓋をしていたけど、それ以上に『君』への恋心が大きくなって、遂に一歩を踏み出そうとしている女の子の気持ちじゃん。
どうです、完全にdropへの印象が変わったと思いませんか。
『みんなと手を繋いで走った
一緒ならどこまでもいけるよ
これから始まるストーリー
輝いてるステージへ』
「恋愛ソングより友情ソングじゃね?」と思ったかもしれませんがちょっと待ってください。
これには、もし恋雫ルートの真相が隠されているんです。
兵藤雫がその恋心を自覚し一歩を踏み出そうとした。しかしそれは彼女だけではなし得なかったことを、この歌詞は暗に示しているんです。
彼女には全幅の信頼を寄せる仲間がいます。
そう、白石千紗。
白石千紗が常に兵藤雫に寄り添い続け、そして時には彼女の背中をも押し、兵藤雫のストーリーを始めようとしてくれたのです。
『そっとおちた しずくが輝きだして
この想いを離さないで しずくが弾けるよ』
落ちた滴が輝いて、ついに彼女のストーリーは始まります。
もしも君と恋をしたら。
そんな兵藤雫のifストーリーが。
それで、定石なら2番の歌詞考察に進むところですが、楽曲実装はたいてい1番だけなので、あえてここで考察は終わり。
1番だけではありましたが、いかがでしょう。
『兵藤雫を表現した楽曲』だったはずのdropが、一気に恋に思い悩む少女の背中を押す楽曲に変貌したではありませんか。
マネージャー、牧野、意味分かるか?
これからアイプラにどんなソロ楽曲が実装されるんでしょうか。
「もしも君と恋をしたら」
そんな一節を心に留め置きながら、震えて待つことと致しましょう。
それでは皆様もよきもし恋ライフを。
糸井「すごい意味わかるわ!!!」
返信削除佐藤輝・馬場「わからないです」
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