湯呑と雫ちゃんは賑やかし |
ハッピーバレンタイン!(イブ)
2年連続同じ書き出しですね。
こんばんは、シルエットです。
2月14日はバレンタインデー。
バレンタインデーに関する豆知識、今年はないので別になにも書きません。
去年と今年でいろいろと変わったことの多い現実ですが、やはり変わらないものというのは存在します。
それはなにか?
今年も私はバレンタインデーと縁が無いという現実です。
縁がないならやることはなにか?
答えは決まってますよね。
自ら縁を作っていくだけです。
昨年は人生初めての生チョコレートを作ったわけですが、今年挑戦するのはなんと昨年と同じ生チョコレート。
その理由ですが、まず前回の作ったモノを見てから説明いたしましょう。
雨上がりのグラウンドみたい |
私が作るものの見てくれが悪いのは何も今に始まった話ではないのですが、それにしてもこれはひどい。
味は悪くなかったんですが、とにかく見た目が終わってる。
つまるところ、去年の生チョコレートは成功とは言いがたかったわけです。
失敗したまま終わって良いはずもなく。
今年こそは、という思いで再挑戦するに至ったというところです。
さて、同じ過ちを繰り返さないためにも必要なのは反省と改善。
まず昨年準備したものに反省点がありましたので、そちらを見ていきます。
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この写真の反省点は3つ |
まず第1の反省点はチョコレート選びです。
昨年はお菓子作りに向いているという「製菓用チョコレート」を選択しました。
ただ、食べるようではなく製菓用なので余っても仕方ないということで購入したのはわずか2袋。
これが大きな過ち。
圧倒的なチョコ不足に陥り、うすっぺらーい生チョコを作り出す結果となってしまいました。
次の反省点は固める際に使用したタッパーのサイズ。
薄く横に平べったいものをチョイスしましたが、これも失敗。
先のチョコ不足と負の相乗効果を生み出し、見てくれの悪さに拍車をかけてくれました。
そして第3。これはチョコの後ろに映っているココアパウダー。
いわゆる見栄え重視のアイテムだったんですが、かけすぎによりドロのような見た目を演出してくれました。
これらを改善し、今回用意したものがこちらです。
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ガーナチョコ |
製菓用チョコレートに代わり普通の板チョコを。そして写真にはありませんが、ココアパウダーはお休みし、タッパーも小さく底の深いものにしました。
反省と改善が果たして功を奏すのか。
ドキドキワクワクの生チョコレート作り、開幕です。
まずは板チョコを細かく切り刻んでいきます。
湯煎で溶けやすくするための一手ですね。
製菓用チョコレートであればそのまま湯煎してあげれば簡単にとけるのですが、そこが食用との違いであり強み。
それぞれ一長一短というわけです。
そして現実の話として、板チョコ4枚で良いところをうっかり5枚買ってしまったので結果的に良いチョイスでしたね。
切り刻んだらこんな感じ。
細かいかどうかは甚だ疑問ですが、面倒なのでこれくらいで許してください。
あとはボウルにお湯を張り、ゆっくり丁寧に溶かしていきましょう。
レンジで一気に溶かすやり方もありますが、昨年それで焦がしたので今年はやりません。
溶けましたね。良い感じにトロットロです。
ここに45gほどの温めた牛乳を加えていきます。
私は元来牛乳が嫌いで、特にホットミルク特有の香りが心の底から嫌いです。
牛乳がよく混ざればこんな感じ。
なんだか昨年と比べて粘性が高いような気もしますが、如何せん事が1年前のことなので記憶が曖昧です。
もしかしたら失敗したのかもしれない、と不安が過りますがこれをタッパーに移し替えていきます。
移し替えました。
小さめのタッパーに、それぞれクッキングシートとラップを敷いた2つのバージョンを準備してみました。
形状から考えるにラップのほうが都合が良さそうですが、果たして。
これを冷蔵庫に入れてしばらく待ってみようと思います。
そして待つこと約3時間。
そろそろ良いかな、ということで冷蔵庫から取り出します。
表面はお世辞にも綺麗とは言えませんが、最終的にこれは裏面になるのでセーフ。たぶん。
固まってはいそうなので、タッパーからも取り出してみます。
「こういうカタチのチョコだよ」と言われれば信じてしまいそうなフォルム。
良い感じに下まで固まっているみたいですね。
如何なる因果か、真ん中にガイドラインのようなものも入っていますので、これに沿ってチョコレートを柵取りしていきます。
そして生き残った精鋭たち。
前回と比べてサイズに大きなブレはなく、大小2パターンに分かれたのみ。
ここからはもう無駄なことはせず。
この中から良いメンツを厳選して、箱詰めしていこうと思います。
というわけで箱詰め完了。
昨年同様、百均で売っていた箱にそのまま仕舞い込みました。
Just for youとか書いてますけど、私が私のために作ったものなので、つまりはfor meです。
VALENTINE CHOCOLATE for Me and Me!です。
装飾を外し、いざ生チョコとご対面。
その出来栄えは――――?
……良いんじゃない!?
結局のところ、ちっちゃいのとおっきいのをそれぞれ入れてみました。
なんかそれはそれでバランスが取れていて可愛らしいような。
少なくとも、昨年のぬかるみみたいな生チョコとは雲泥の出来です。
やはり下手にココアとか振りかけないのが功を奏しましたね。
というわけで結論!
『生チョコを作る人は予め練習して、その反省を踏まえて最高の一品を本命チョコにしよう!』
私はまる1年かけてこの結論にたどり着けました。やったね。
ちなみに味は美味しゅうございました。
とはいえ、カカオ72%のチョコを好き好んでいる私からすればミルクチョコは甘すぎるものでもありましたが……。
それでは皆様もよきバレンタインライフを。
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