その記憶は深く深く刻まれた。
こんばんは、シルエットです。
2024年8月11日・12日にパシフィコ横浜にて行われた、IDOLY PRIDE VENUS PARTY The Second。
私シルエットは両日参加し、約7ヶ月ぶりに全身でアイプラを浴びてきました。
本日はそのライブの思い出を記すレポート記事第1弾。
うっかりすれば夢だったのかと思ってしまうほどの光景を、現実のものであったと証明するために。
そしていつか、栄光の記憶として思い出の1ページになるように。
よくわからないテンション感ではありますが、Day1・Summer Memoryのレポートスタートです!
1.開演前
今回の会場はパシフィコ横浜。23年2月の未来ライブ以来の凱旋となりました。
ふと思い返せば、あの未来ライブですっかりリアイベ狂に落とされ、全身月スト人間となったのだから本当に感慨深いものです。
とはいえ思い出話をしても仕方ないのでここまで。
アイプラ史上初めての8月開催という夏ドドドド真ん中。
昨年夏以上に暑さが心配され、太陽サンサン元気は減退な日ではありましたが、それを救ってくれるのは海風。
この上なく海に面しておりますので、日陰にさえ入ってしまえばなんとか耐えうるという感じでありました。
……まあ、暑いことに変わりはないのですが。
傾きつつある西日にジリジリ肌を焼かれることしばらく、やっとの思いで入場です。
ロビー内ともなればすっかり空調が効いており、滝のようにでた汗をガンガン冷やしてくれます。
開かれた道から、階段へと歩く人だったりエスカレーターへと登っていく人だったりを見て思い出す、1年半前の記憶。
あの日は2月にしては暖かい日で、ほんの少し汗ばみながらドキドキワクワクこころ踊らせていたのを覚えています。
さて、初日の席は1階36列真ん中あたり。
実は初日のチケットは、相互連番者にとっていただいたモノなので私の運は一切関与していません。
私の運はDay2の席運。
前回のパシ横では1階B-42列(後ろから6列目)という「神席」を引いてしまった私の運を信じなさい。
連番者と連れ立ってホールに入ったのですが、扉を抜けて開けた視界に思わず出てきた言葉は「帰ってきた」の声。
1年半前、ここで人生2度目のライブを浴びて、そして自分の運命を決定づけられた場所。
そこにまた同じアイプラのライブでやってこれたのです。
流石に感動するしかなかった。
さてさて。席に座ればあとはもう開演を待つばかり。
場内BGMに耳を傾けたり、ペンライトを振ったり、口ずさんでいたりしたらついに会場内が暗転して――
2.開演
01.恋と花火 / 月のテンペスト
それはあまりに鮮やかに始まった開幕。
以前横浜でそうであったように、月のテンペストがトップバッターを担当です。
ただここで『恋と花火』を持ってくるのは、彼女たちの強さと覚悟を感じましたね。
というのも、前回は『裏と表』という月ストでも屈指の人気曲を開幕にブチかまして、ステージを問答無用で月ストカラーに彩りました。
それが今回は『恋と花火』。
私が考えるに、この曲はちょっとビターな玄人好みな1曲。
仮にそうであっても、会場を月スト1色に染め上げられるという自信の現れでしょうか。
そして事実、膳がまたたく間に月ストに魅了されたのですからあっぱれ。
これが「BIG4の実力」、なのでしょう。
02.裏と表 / 月のテンペスト
とか言ってたら『裏と表』来ちゃった!
月ノヒカリにあてられる前に私を狂わせた一曲。
大阪でも聞きましたが、やっぱり大きなホールで舞い踊る彼女たちを目撃するのは格別ですね。
コールも完璧、フリコピも完璧、ペンライトの色変えも完璧と私も完璧づくし。
まさに予習の成果が出たと言ったところです。
私はライブに対して予習を欠かさない。
MC
ライブ限定の新衣装を身に纏った月のテンペスト。
衣装披露恒例の「回ってー!」コールが。
しかし一筋縄ではいかない月のテンペスト。
あろうことか『皆も回れば?』なんて言い出す始末。
渚ちゃんが流石に『もう回ればいいじゃん!』とツッコんでおりました。
これが新生月のテンペストの伊吹渚だ。
さて、せっかくなんで皆で月ストの円陣をやろうという話に。
口上のトップバッターは沙季ちゃんなのですが、それを失念していたかのように『あ、私からだったね』とボソリ。
変わらない良さがある。
白石沙季って可愛いんだ。
そして話題は月ストの軌跡へ。
悩み、苦しんだ末にたどり着いたBIG4。
いまステージに立つのは新生月のテンペストです。
マイクを握る琴乃ちゃんは息を吸って。
『月のテンペストの生まれ変わった姿を見てください』
進化した彼女たちを示す曲は、きっとアレ。
誰もがそう思って、疑わなくて。
なのに。
『聞いてください、月下儚美』
03.月下儚美 / 月のテンペスト
きっと誰もが『月ノヒカリ』だと思った中で、披露するのは彼女たちのデビュー曲。
それはこの世界に生まれた瞬間の産声。
披露を重ね、上がる完成度は成長の証。
新たな月のテンペストの存在証明としては、この上ない選択でした。
声に揺らぎはなく、舞いに迷いはない。
けれども単に「上手い」という言葉では片付けられない、パフォーマンスにこめられた想い。
そうだ、これが月のテンペストなんだ。
私たちが憧れ続けた姿なんだ。
04.最愛よ君に届け / 月のテンペスト
進化の過程に苦しみは避けられず。
そしてそれは後から消して良いものでもなくて。
あの4人で紡ぎ守り続けた想いを示す曲を、この舞台で。
昨年の幕張で初めて披露したときよりも、堂々と歌い舞う渚ちゃんとすずちゃん。
正確無比に、その中に確かな譲れない気持ちを込める沙季ちゃんと芽衣ちゃん。
そしてその想いを抱きしめるように舞う琴乃ちゃん。
すべてが一つの光に繋がったからこそできる、最高のステージ。
それがそこにはありました。
05.月ノヒカリ / 月のテンペスト
そして「答え」はこの曲に。
優しくて、暖かい。そんな歌声で包み合って、集う5人の声。
ダンスは他のどの曲よりも激しいのに、一切の淀みもなく流麗に舞って。
もう誰かを支え続ける存在ではないと。
ひとりひとりが皆を照らし続ける月となって。
横浜の夜、空に輝く月ノヒカリに私たちは魅せられて。
彼女たちが辿ってきた道筋を、そしてこの先に待つ未来を見て。
答えは得ました。
これが「月のテンペスト」なんだと。
……ところで、2番に入るかぐらいのところでステップをやや踏み間違えたのか、ちょっと大きな音が響いたのが「そこにいるんだ」ってなって良かったです🤗
06.Shining Days / サニーピース
月が照らしたステージに、再び光を灯すのは太陽。
サニーピースが『Shining Days』とともに横浜に降臨。
しかし事前情報であったように、怜ちゃんは欠席。
ステージに立つ4人は怜ちゃんの思いを背負って、そしてそれは客席のマネージャーも同じ。
ここにいる全員がサニーピース。
サニピ色と怜ちゃんターコイズが揺らぐ会場。
響くクラップやペンラのワイパーで、まるで日が昇るように会場はサニーピースに支配されていきました。
07.SUNNY PEACE HARMONY / サニーピース
準備運動はもう済んだだろ?と言わんばかりのフルスロットル。
原点にして頂点の声出し曲で、あっという間に全員サニピの顔に。
\サニピ!サニピ!/だけでは飽き足らず、できるコールは全部やる。
訓練された歴戦のマネージャーたちのプライドが、この上なく発揮されておりました。
サニピってたのしー!
08.サマー♡ホリデイ / サニーピース
月ストと同様にMCがくると思った?
甘いですね。
あまいまい。
サニピというのは基本的に手加減というものを知りません。
我々マネージャーの体力を無尽蔵だと思ってらっしゃる。彼女たちがそうであるように。
ペンライトもタオルも回って、夏ど真ん中。
千紗ちゃん恒例のアドリブセリフは「マネージャーたちを楽しませたい!」という一声でもうバクアガり。
とはいえ今日はなんだかんだ言って怜コールが一番大きかった気がしますね。
かく言う私も、今日だけは雫推しでありながらも、怜ちゃんの名前をフルパワーで叫ばせていただきました。
皆の思い、怜ちゃんに届け。
MC
怒涛の3曲を乗り越えてのMC。
4人の自己紹介が終わった後に、にわかに光りだす水色のペンライト。
それに気づいたのか、さくらちゃんが怜ちゃんのことも紹介。
仮にこの場にいなくても、やはり5人でサニーピースですのでね!
そして今日はサニピトーク大盛り。
イベストからの派生で無人島に持っていくものトークを繰り広げておりまして。
さくらちゃんが「日本刀!」って言ってたので「リーチが足りないだろリーチが」と心の中でツッコんでいたら、遙子さんと思いが通じたのか同じようにツッコんでくれました。
……なんか今日は不思議とさくらちゃんがいつもより小さく見えました🙄
さてそんなMCも越えてさくらちゃんが口にした言葉は「全力で盛り上がっていく」という確定演出。
もうお分かりですね、次に演る曲は。
09.全力!絶対!!カウントダウン!!! / サニーピース
ほらね、サニーピースは容赦がない。
ところで今回、私にはある使命がありました。
それは菅野真衣ラップを詠唱すること。
(17分33秒から)
認知度はあまり高くありませんが、確か年始のZeppTour羽田あたりでにわかに話題に上がったはず。
真衣さんが言ってらっしゃるならやっていいだろ!の気持ちでとにかく全力詠唱。
とはいえ会場内では私一人の声はあまりに無力で……。
でもノーミスで全部を叫びきれたので悔いはないです!😤
いつかは会場皆で叫べるといいな😁
10.Hi5でピースサイン / サニーピース
さあZepp以来のHi5。
1年前の幕張では、突如として遙子さんから「みんな歌って!」とフラレて心底びっくりしたものですが、さすがにもう大丈夫だよ卍
遙子さんの声がある前から、叫びますよ原キーで。
ところでこれを原キーで歌うのとオク下で歌うのどちらがデフォかはわからないんですが、少なくとも私の周囲の人は全員原キーでふっ飛ばしてて楽しかったです。
もしかしたら私がいの一番に原キーで歌い出した所為かもしれない。
本来出し得ない高音に届かせるため、一音一音に呼吸一つ使わなければならないのでもう息絶え絶え。
レレピピに並ぶくらいの体力消費曲です、これ。
11.Aile to Yell / TRINITYAiLE
日が沈んだステージに、新たな風を呼び込むのは3つの羽。
1年ぶりにアイプラライブに参上したTRINITYAiLEは、原点にして頂点たるAile to Yellでパシフィコ横浜を震わせます。
……本当に震えてる。
トリエル曲はその重厚すぎるベースラインが何よりも魅力なのですが、パシ横の音響と魅惑のハーモニーを奏でてしまい、まさに地鳴りの如く。
「心の臓まで響く音」だと表現して憚らなかったのですが、今回はそれを越えていましたね。
相性が良すぎる、トリエルとパシ横。
さてステージで舞うのが鍛錬を重ねたアイドルならば、客席で見守る我々は歴戦の猛者。
前回のAile to Yell披露時ににわかに湧き上がったサビでの\フワフワ/
昨年は後に物議を醸すなんて場面もありましたが、今年はもう会場全体が\フワフワ/しておりました。
トリエルもアイドルですから!
こういうのも歓迎だと思います。
……ちなみに私はやっておりませんでした。\フワフワ/は予習してなかったので。
予習してないことを当日いきなりやるのは苦手なんですよ――
12.Victoire / TRINITYAiLE
原点に触れたならば次は最先端。
VENUSランキング第5位を射止めた決戦曲、Victoireが待望の初披露です。
トリエル曲はときに「清涼感」なんて言葉で表現されますが、これはまさに「爽快感」。
その羽を存分に広げ、すべてを追い抜いて置き去りにして、頂点へ飛翔していく様をものの見事に描いています。
音作り、歌声、ダンス。
それらが絶妙に噛み合って、トリエルというアイドルの真髄を見せていました。
これは現地で回収出来て良かった曲です、間違いなく。
ところで。
サビ前の\成長痛/とかのところ、コールするものだとばかり思っていましたが、蓋を開けてみれば叫んでいるのは私だけでした……。
なんで?😡
でもすみれちゃんの「おいで」のフリだったり、サビラストでの天を指差すフリなんかはみんなやっていたので良しとすべきでしょうか。
……いやみんなも叫ぼうよ!
MC
今日のMCはトリエルワールド全開!
昨年の幕張でのMCは、アイドル模範生のような大人しくて正統派なMCでした。
別にそれに文句をつけるつもりは一切ありませんが、私が聞きたかったのは3人だけが作り出せる世界観。
"未来"では創り出されて、幕張では失われていたものがここ横浜で再び復活!
多くは語れませんが、3人だからこそ出せる世界観が出ていて本当に良かったです。
こういうのが聞きたかったんだ。
さてさてMC途中の水分補給タイムでつぶやかれたすみれちゃんの一言。
『まだまだトリエルの曲があるから』
この言葉にどれだけの人間が救われたでしょう。
トリエルやリズノワは、月スト・サニピと比べて披露する曲数が少々減少するのが通例。
今回もやはりそうなのではないかと疑っていたところでのこの言葉は、その疑念を遠く奏多へと吹き飛ばしてしまいました。
まだトリエルの曲が聞けるんだ!
そう感謝し、さあ次に待ち受ける曲は。
13.ひめごとリップ / TRINITYAiLE
穏やかな前奏は昨年の衝撃、今年の安心。
トリエルの夏曲、ひめごとリップがここで登場。
昨年は完全新曲でありながらトリエル開幕曲として披露されたこの曲。
思い返してみれば夏曲なのですが、チョコラブキッス以来の新曲という事実にひれ伏すばかり。
しかしそれはもう過去の話。
今年はやっと、トリエルの夏曲として楽しむことが出来ました。
これが聞けるのが今日だけというのが少々悔しいですね。
でもそれはそれでレア感あるから良いか!
この曲の略称、ひめごリらしい。
14.les plumes / TRINITYAiLE
「清涼感」とはまさにこの曲のための言葉。
フェスでも採用されたレプリュムがここで。
ハイテンポな曲調に反して、結構明確な振りコピ点が設けられている楽曲でもありますので、ステージと客席との一体感はトリエル随一かもしれません。
サビのところで羽を広げるっぽいフリで、ペンライトも同様に動くのが本当に綺麗ですよね。
ところでこの曲、昨年の夏以来の披露だよなと過去セトリを漁っていたらそういえばサニピが名古屋でカバーしていましたね。
……なんだったんだ、あれは。
15.Magical Melody(TRINITYAiLE ver.) / TRINITYAiLE
個人的大歓喜。
初音ミクコラボ楽曲たるMagical Melodyが横浜の地で再び奏でられました。
ちょっと私事な話にはなるんですが、発表当初はこの曲あんまり刺さってなかったんですよね。
良い曲だなぁ、とは思っていましたけど。
しかし、今年の雪ミクコラボ時にリズノワコラボ曲とあわせて聞き直したところ衝撃を受けたのです。
「なんだこの曲は」と。
その音作り、初音ミクとのハーモニー。
どこをとっても素晴らしくて。
「コラボ曲の一発目でこれを出してくるのかIDOLY PRIDE!」と数年遅れでしみじみ感じていたのです。
そんな感情下での披露。
個人的に高まらないわけがなくてですね。
もう本当に「素晴らしい」の言葉しか出なかったです。
素晴らしかった~~~!
これはぜひぜひ現地で全人類耳にして欲しい曲です。
控えめに言って最強なので。
ところでやっぱり今年もミクさんは来てくれませんでした……。
2%くらい期待はしていたのですが🙄
そしてステージを去るトリエル。
もう残るアイドルは1組だけ。
さあ何を開幕に持ってくるのかとペンライトを握りしめていたところ。
16.星のように夜を照らせ(LizNoir ver.) / LizNoir
答えはやはり初音ミクコンボ!
雪ミクコラボ曲の『星のように夜を照らせ』でLizNoirの幕が上がります。
さてリズノワ曲は気高く咲き誇りつつ高まる曲が多いのですが、この曲はむしろ「聞ける曲」。
現地で「さあリズノワの曲を聞くぞ!」という気持ちのときには最適かもしれません。
そういう意味ではリズノワ史上一番好きな曲かも。
やっぱりこころちゃんの低音も高音も全部堪能できて、なんならリズノワ4人のハモリも味わえるという欲張りセットだからでしょうか。
好きだな、星夜リズノワver。
17.Shiny Mystery Tour / LizNoir
さあ星夜で季節外れの冬を味わっていたら、急転直下で真夏。
リズノワでもちょっと異色の『Shiny Mystery Tour』で会場内はドカ盛り上がり。
同じく夏曲の『Blue sky summer』と肩を並べるくらいの屈指の声出し曲。
……なんですけど、ちょっとお気持ち良いですか。
2番の合いの手的な『woo……WAO!』をみんな言わなすぎじゃないですか😡
そのあとのクラップはみんなやってたのに😡
まさか「そんなコールがあるとは知らなかった」なんて言いませんよね😡
ライブは傾向と対策、予習と復習が大事なんですからね😡
次やるときまでに皆さん叫べるようにしておいてください😡
ところで。
結局『夏だぜわっしょいズンドコサマー』は言いました。
MC
さあトリを務めるLizNoir。
トリノワールってことですね。
……とはいえごめんなさい。
この後に控える曲の記憶が濃すぎてMCの記憶があんまりありません。
浴衣の話とかしてたかなぐらい。ゆかった~。
あんなにインパクト凄い4人ですのにね。
『リズノワもまだまだ曲やりますよ!』なんて言葉の後にぶつけられたのが「アレ」でしたので。
18.Darkness sympathizer / LizNoir
今って何月!?
『Darkness sympathizer』が21年2月の中野以来の披露となりました。
鳴り響く過激なカッティング。
MCの間明るかったステージは一転、黒とピンクを基調としたライトで浮かび上がり。
すべてのしがらみを切り裂くのような莉央さんの歌声はまさにボーカルブースト。
リズノワでも上位に君臨する人気曲でもう会場はリズノワ1色。
実は現地で聞いたことがある人の方が少ない曲なので、私含め大半が初回収だったのかもしれません。
これをリズノワ初のイベント曲として持ってきたIDOLY PRIDEってやっぱりヤバい。
ところでこの曲、高まりながらも思わず聞き入ってしまっていたのですが、どこからともなく\wow, wow I don't know why/と叫ぶ声が聞こえてきたので混ざっておきました。
練習してませんでしたけどね。
なかなか気持ちよかったので僅かな可能性の次回披露に備えて反復練習しておこうと思います。
19.GIRI-GIRI borderless world / LizNoir
そしてパシフィコ横浜は崩落した。
何故か月ストに初披露を奪取されたGIRI-GIRI borderless world。
一応リズノワ史上初披露のはずなのに訓練されすぎたマネージャーたち。
私の知らない「四連跳びポ」だったりクラップだったりは、ちょっと恐怖すら覚えるくらいの連帯で実践されていました。
知らない、やるなら先に教えておいてほしかった。呑気に振りコピしてたぞこちとら。
さてリズノワ曲のなかで(おそらく)一番BPMが高いのがこの曲。
むしろここまでよく披露をお預けにしてきたな、という印象なんですけど、もうそのステージの衝撃は今まで見てきたアイドルをすべて過去の記憶にしてしまうくらい。
これが(たぶん)BIG4としてのLizNoirなんだな、と感じさせられてしまいました。
初めての挫折を味わわった気分ですよ。
いや、挫折はしょっちゅう味わってますけど。
20.Blue sky summer / LizNoir
夏曲って2個やって良いんですか!?
『Shiny Mystery Tour』だけで終わらない夏は青く澄み渡っている。
突然の『Blue sky summer』で顔色Blue sky summerですよ。
\Summer live!/だったり2番前の\ハァイッ!/だったり\We enjoy live and blue sky!/だったりでもう叫びまくりのこの曲。
Shiny Mystery Tourより叫んでるまである。
2サビ前の\浮かれるだけじゃなくて!/\今を変えていくんだ!/\彼方へ飛ばせ想いを!/\確かめに行こうか行こうよもっとユカイに!/すら叫んでいたので。
大好きすぎる、この曲。
叫んで、高まって。
4人揃ったLizNoirってここまで強いんだ、と思い知ったステージ。
このライブのハイライトはLizNoirなのかもしれません。
ENCORE
舞台は、会場は明るくなって正規セトリは終了。
普段なら早々とアンコールに乗り出すところですが、リズノワの衝撃で息は絶え絶え。
ちょっと腰を下ろし、十分に水分を補給し、ついでに後ろの席の名も知らぬマネージャーの協力も仰ぎつつ、さあ立ち上がりアンコール。
もう今の私にはアンコールの怖さも恥ずかしさもありません。
1年前はあんなにブルってたのにね。
さあそして。
叫び声を枯らしたその先には。
21.星色のカレイドスコープ / 星見プロダクション
3周年記念楽曲、『星色のカレイドスコープ』はなんだかんだでフル版初披露。
サプライズが殆どないライブでしたが、まさかこれがサプライズになろうとは。
確か芽衣ちゃんが歌っていた、『サヨナラから続くストーリー』という歌詞が象徴するように、まさにこの3年間の足跡を辿る歌詞。
ここぞで大石昌良氏に作曲を依頼したのも「すげ~~~!」の一言。
『サヨナラから始まる物語』以来の参加ですからね、大石氏。
アツすぎ。
ところで2サビがキャンセルされるの、聞いたときに「First Stepと同じだ~~~!」と思ったんですけど、まあ割と普通の流行りらしいですね。
First Stepに限った話ではないらしい😐
サビにかけてどんどん盛り上がっていくこと、そしてカレイドスコープを回すフリなんかもあって、サヨまる並の一体感。
これからアイプラのライブを締めていくのはこの曲になるのかもしれませんね!
MC
アンコールへの感謝とともに正真正銘本日ラストのMC。
勢揃いした星見プロダクションのアイドルたちは、最後の曲に繋がる言葉を紡ぎます。
「ずっと歌い繋いできた、この曲」
そんな言葉とともに、最後を彩る1曲へ。
22.MELODIES / 星見プロダクション
歌い繋いできた、というのはZeppTourも含めたということでしょう。
悩み、苦しんで。そしてそのモヤが晴れた先にあった、BIG4が並び立つステージ。
長瀬琴乃と川咲さくらが織りなすハーモニーを筆頭に、SummerMemoryの最後に記されたのはMELODIESでした。
私は羽田未参加のためになんだかんだ10人版は初回収。
実は開幕曲として予想していたMELODIESですが、普通に締め曲としてもアリ!
まあでもDay2があることありきではあるかもしれませんが……。
いやぁ~~~!
なんにせよ!
文脈が乗りすぎててこみ上げるものがありましたね。
月ストとサニピが一緒に歌えているという事実だけで、だいぶ「デカい」ので。
この曲を最後に持ってきてくれてありがとう、IDOLY PRIDE。
そしてとうとう終わってしまうDay1 Summer Memory。
アイドルちゃんたちが「ありがとう」をくれるので、こちらからも精一杯の「ありがとう」を。
でも心の何処かで「また明日!」とも思ってたりして。
感謝と拍手が溢れるなか、それでも座らないマネージャーたち。
だって、ありますもの。
「発表」が。
発表
聞き慣れたSE。
吸い込まれるような音に我々の意識も引き込まれていって。
あまりに見慣れすぎたロゴのあと、さあ表示された文字は。
大歓声。
ライブってあるのが当たり前じゃないですよ。
さあ、どういうライブなのか。
……だいぶ先だな。
日付はわかりました。
大切なのは会場です。
帰還なのか、新規開拓なのか。
その答えは。
歓声と悲鳴の割合は3:7くらいでしょうか。
私も若干悲鳴寄り。
難しいステージですよ、立川は。
まあ会場はさておき、冬は月サニが季語になるのかもしれません。
こうしてDay1 Summer Memoryはやや阿鼻叫喚を残しつつ終わっていったのでした──
ちなみに終わった後に、何故か後ろの席のマネージャーと固い握手を交わしていました。
3.まとめ
セトリ全体を通しての、Summer Memoryのまとめ。
このライブのコンセプトはなんだろう、と考えたときにふと思い浮かんだ言葉は「3年間の軌跡」。
デビューして、悩み苦しんで、そして今があって。
そんな長い道のりを凝縮して魅せてくれたのがSummer Memoryというライブだったと思います。
本当に過不足ないセットリスト。まるで模範解答のような美しい並びがDay1の曲たちだったと思います。
やはり王道といえば王道。
ただ、強いて不満点を挙げるならば『輝きの純度』が回収できなかったことですが、まあこれは明日に期待ということで。
さあ、Day2はSummerScramble。
SummerShakeだった昨年は『恋心 ああ無情』に始まり本当に「Shake」だったので、さてどれだけScrambleされるのか。
というところでDay1レポは以上です!
最後に今回のオチ!
4.今回のオチ
ライブの打ち上げの締めがカレーライスは流石に文脈乗りすぎてる!
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