2018/05/06

衛宮ごはん「たけのこグラタン」

Fate/stay night完全攻略したので視聴。こんばんは、シルエットです。
衛宮ごはんの話をする前にFate/stay nightの話。

まずはPS2版の追加エピソードである『Last Episode』
簡単に言えば士郎がセイバーに会いに行くってお話。
選択肢もないし非常に短いストーリーですが、ボリュームは最大限。
本当に涙でますよ、あれ。
形としてはFateルート後だと思うのですが、別れた2人が再開出来るとは(自分は)思っていなかったので、ホント感動です。
まあ、士郎とセイバーはずっと願い続けていたわけですが。
時間軸が大きくズレているのにもかかわらず引き逢うという奇跡を手繰り寄せた2人は本当に結ばれるべくして結ばれたのだなと。
HFで重くなった心もすっ飛ばしてくれましたよ。

もう一つ。
セーブ&ロードで総てのタイガー道場をCompleteしました。
「そんな死に方あるの!?」
とか
「そこそれ選べるのかよ!?」
みたいな驚きと笑みを浮かべながら選択肢を間違え続けました。
タイガー道場も割と真剣なアドバイスもあればもはや暴走もあり。
うーん…集める価値ありますよ。
そして、オールコンプ後の修了判定。
藤ねえの肌色多めグラはマジナイス。
んで、弟子一号より語られる各ルートの解説。
そこで驚きだったのが、衛宮士郎がエミヤになるのはUBWが濃厚だということ。
自分はFateの士郎がなるものと踏んでいたのですが、確かに弟子一号の言う通り、エミヤの正体を知るイリヤがいれば士郎がエミヤ化するのを食い止められますね。
さらに、エミヤは魔術に非常に長けていますから、遠坂凛と共に過ごすUBWでは士郎の魔術にも磨きがかかるのでしょうね。
…なるほど、納得。
ここが一番の驚きでした。


さて、そろそろ本題。
完全走破もしましたので、AbemaTVで録画していた衛宮ごはん5話の感想を書き連ねていきましょう。

第五話を大雑把に纏めると、
『衛宮士郎の料理の腕前を羨ましく思った間桐桜が頑張って夕飯を作る話』
………間違ってはないと思う。
まあ、結局は士郎も一緒に作ることになるんですがね。

にしても学校で筍貰って、筍机の上に乗せて悩んでる男子高校生ってヤバない?(語彙力)
一成もわざわざ学校で渡さなくても良かろうに。
あ、でも午後休の日を選んだのでしょうかね。それだったら優しい…のか?


これは美綴さんの弟君ですね。
HFのTrue Endで明かされていましたが、桜の卒業後に弓道部の部長になったんでしたっけ。
引っ込み思案?…じゃないか。
大舞台が苦手だったっけ?
兎に角そんなことを藤ねえが言っていた気がします。
まあ、ここではありふれた男子高校生感がありますが。
でも姉弟で買い物って仲良いんですね。


まさに夫婦。
一緒に台所に立って食事を作るところとかもはや夫婦と言わずして何と言う状態。
結ばれて欲しいのが士郎xセイバーで、ずっと見ていたいのが士郎x凛で、結婚してほしいのが士郎x桜というのが僕の認識。
黒化するけど、一番お似合いなのは士郎と桜だと思います、ホントに。


嗚呼、なんと出来た妹なのでしょうか。
慎二には勿体無い程の良い妹ですよ。
とくにHF見た後だとなおさら感動モンですよ。
でも、このシーンでは妹を虐めていた(?)慎ニも妹のご飯を堪能しているのが微笑ましいです。
特に、グラタンの筍を感じている時に口が早く動いているところとか。
慎ニも本来の姿はこんな風に優しい子なんでしょうね。


EDではいろいろなサーヴァントの姿が。
桜とライダーのコンビはいいですね。特にこのマフラーを着けてあげている絵はお気に入りです。
あと、アーチャー。
OPでは出てなかった気がしますが、EDでは登場。
しかし、後ろ姿。
EDの集合絵でも後ろ姿。頑なに出てきませんね。
…それは士郎がメインのアニメだからなのでしょうか?
アーチャーなりの配慮なのかもしれませんね。
そしてキャスターは新妻やってますね。
stay nightでは毒バリバリでしたが、こうやって葛木と仲良くやっているのは微笑ましいですよね。
あまりにも平和すぎてstay nightで荒んだ心が浄化されますよ。


 
イリヤァァァァァァァァァァ!!!!!
幸せそうなイリヤを見るだけで心が救われる。
これでGW明けの頑張れる。
健やかに成長してください、イリヤ。



さて、最後はセイバーのお気に入りカットまとめ。
蒟蒻に興味津々なセイバーかわいい。
美味しそうに食べるセイバーかわいい。
イリヤにお茶出してるセイバーやさしいしかわいい。
台所覗いてるセイバーかわいい。
ほわほわしているセイバーかわいい。
子供向け番組を正座して見ているセイバーかわいい。
「わぁー…」って顔しているセイバーかわいい。
指で筍表現するセイバーかわいい。
アホ毛が左右に振れているセイバーかわいい。


 以上、第五話のセイバーでした。
月一配信ということで作画も非常に良く、短いながらも楽しめるまさに名作となっています。
今から第六話では何を作るのかと楽しみで仕方がありません。
早く、6月が来ますように。

まずは、その前にGW明けという厳しい日々を乗り越えなければなりませんがね。
それでは、明日からも頑張っていきましょう。
おやすみなさいませ。





2018/05/04

Fate/stay night『HF』

Heaven's feel、完走しました。
おはようございます、シルエットです。
4月25日ぶりの更新ということで、HFルートはやはり攻略に時間がかかったなぁ…と感じざるを得ません。
それでは今回もネタバレ盛り沢山のHFルート感想を書き連ねていきましょう。
今回はルートが長いので、最初からストーリの時系列無視でいきます。

まず感じるのは"間桐桜"という存在。
正直Fate、UBWではあまり動きがなかった(影が薄かった)ようにも感じる彼女でしたが、まさか遠坂凛の妹であり聖杯であるとは思いませんでした。
UBWで、若干ではありまずが遠坂凛にJealousyを抱いているような描写があったと記憶していますが、それは「衛宮士郎を愛しているが故」のモノだと思っていたのですが、まさかそれはただの原因の一つに過ぎなかったとは。
また、黒桜と凛の最終決戦時に語られた桜の思いはとても想像しきれない壮絶なものだったんだなと。
凛も厳しい修行を行っていたことは以前のルートで明らかになってますが、桜はもはや修行とは呼べないようなモノに耐えてきていたのです。だからこそ、アレほどまでになってしまったのかと。

ああ、その前に。
HFでは新キャラの多さに戸惑いを隠せませんでしたね。
まあ、既存のサーヴァントがやられるやられる。
Fate、UBWで好感度を上げまくったランサーも早々に退場。(この人でなし!)
通常のサーヴァントだけならまだしもギルガメッシュすらこれといった見せ場もなく退場でした。これには桜の強さに驚くばかり。
そして現れる別のアサシン。それにアンリマユという存在。
一応完走してはいるのですがイマイチ自分の理解が追いついて居ないような気もしますね。この記事を書きながら自分の読解力のなさを再確認させられています。蛇足ですが。

さらにさらに。
セイバーのオルタ化。
これは本当に辛かった。
Fate、UBWとやって「ああ、俺セイバー派なのか」と自覚してきた矢先。
為す術無いまま退場させられ、さらには完全に敵になってしまうとは。
最期まで、どのENDでも助けられなかったのは本当に悲しいです。辛いですよ。

そして、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン。
…イリヤ。
実はR18のFate/stay nightではイリヤルートも当初は開発されていたのだとか。
それが容量的な問題で桜ルートに入れられたのだとか。
うん。
どうしてイリヤルートを消したんだァァ!!
ホントに悔やまれますよ!
きっとイリヤルートがあったならば、イリヤが救われるENDがあったはずです!
だというのに、生き残るのはFateルートだけ!
しかも体調はすこぶる最悪!!!
UBWでは悲惨以外何者でもないし!
なんでや!!
でもHFでは最後の最後で士郎を救ってくれるし!
弟を助ける姉はかっこよかったけれども!!!
お願いだから士郎とイリヤが幸せに暮らすENDを俺に見せてくれ!!!



失礼しました。
他には。
ああ、言峰綺礼。
正直HF攻略中に、殆ど信用出来ませんでした。
確かにHFではいいヤツっぽいですが、Fate、UBWでどれだけコイツに痛い目に合わされたことか。
そんなですからたとえいいやつでも信用しませんし、好きにもなれません。
でした。

かっこええやん…言峰綺礼
麻婆豆腐は食べるし、幾度となく救ってくるし。
それに、最期も戦うことにはなったけれど、格好良いと思える姿でした。
信念を貫いて死ぬ様は、何処と無く英霊エミヤに似ているような気もするなと。
だから、士郎は言峰綺礼が好きだったのだろうけれど。

あとは、エンディング。
最初はNormal Endに潜り込みました。
桜を救うことは出来たものの、士郎はあえなくこの世から消え去ってしまいました。
桜はたった一人になってしまいましたが、先輩との約束を果たすために春を待ち続けていました。
最後には遠坂の跡継ぎも出てきたりして。
桜が幸せなのかどうか、いまいち判断しにくいENDでした。
…うーん。これホントにNORMAL?
DEADではないけどBADなのでは?とすら思える内容でした。

さて、選び直してTrue。
前述の通り、突然言峰綺礼と戦ったりイリヤに救われたり。
なんとか投影をセずにことを収める事ができました。
しかし、このENDでも士郎は一度死んでいるのですね。
…まああの状況から本当に無傷で帰還したらヤバイことこの上ないですが。
イリヤは最終的に魔法で士郎を救ってくれたわけです。
…ああ、イリヤ。。。
このENDでは明確に桜が「幸せ」であると確認できたENDでした。
最後の、ライダー・桜・凛・士郎が花見をするシーンとか号泣モンですよ。
良かった良かった。


そして。
"衛宮士郎"という男。
HFの衛宮士郎は全く違った決断を下しました。
この世界の誰もが死なない、幸福な世界を作る正義の味方になるのではなく、自分が好きな人間を護る正義の味方になったのですね。
ある意味、今まで全く自分のことを勘定に入れてこなかった衛宮士郎が唯一ほんの少し、勘定に入れた瞬間なのではないかと思います。
HFのTrueの衛宮士郎は、一番英霊エミヤになる可能性が低いのではないかと思います。
きっと、誰かを救うためではなく、桜を救うために生きているでしょうから。

Fate/stay nightで出てきた衛宮士郎という男は、どのルートでも正義の味方であり続けました。
作中では、英霊エミヤの曲として「エミヤ」という曲がありました。
HFの衛宮士郎には、僕としてはある曲を送りたいと思います。

『英雄なんてもんは居やしない - 石鹸屋』
「今を生きる この世界では 英雄なんてもんにはなれない」
「だけど 誰かの特別にはなれるから」
「せめて 君の特別で居たい 英雄なんてもんにはならない」
「それが 叶うなら この霧は晴れるから」







これでFate/stay nightの総てのルートを完走しました。
まだまだ読み込みが足りないというか、考察し甲斐のある作品だと思います。
久しぶりに、どっぷりの浸かりたい。
そう思える作品です。
もう暫くは。
いや、この先も。
この「Fate」の世界を楽しみたいと思います。