おはようございます、シルエットです。
4月25日ぶりの更新ということで、HFルートはやはり攻略に時間がかかったなぁ…と感じざるを得ません。
それでは今回もネタバレ盛り沢山のHFルート感想を書き連ねていきましょう。
今回はルートが長いので、最初からストーリの時系列無視でいきます。
まず感じるのは"間桐桜"という存在。
正直Fate、UBWではあまり動きがなかった(影が薄かった)ようにも感じる彼女でしたが、まさか遠坂凛の妹であり聖杯であるとは思いませんでした。
UBWで、若干ではありまずが遠坂凛にJealousyを抱いているような描写があったと記憶していますが、それは「衛宮士郎を愛しているが故」のモノだと思っていたのですが、まさかそれはただの原因の一つに過ぎなかったとは。
また、黒桜と凛の最終決戦時に語られた桜の思いはとても想像しきれない壮絶なものだったんだなと。
凛も厳しい修行を行っていたことは以前のルートで明らかになってますが、桜はもはや修行とは呼べないようなモノに耐えてきていたのです。だからこそ、アレほどまでになってしまったのかと。
ああ、その前に。
HFでは新キャラの多さに戸惑いを隠せませんでしたね。
まあ、既存のサーヴァントがやられるやられる。
Fate、UBWで好感度を上げまくったランサーも早々に退場。(この人でなし!)
通常のサーヴァントだけならまだしもギルガメッシュすらこれといった見せ場もなく退場でした。これには桜の強さに驚くばかり。
そして現れる別のアサシン。それにアンリマユという存在。
一応完走してはいるのですがイマイチ自分の理解が追いついて居ないような気もしますね。この記事を書きながら自分の読解力のなさを再確認させられています。蛇足ですが。
さらにさらに。
セイバーのオルタ化。
これは本当に辛かった。
Fate、UBWとやって「ああ、俺セイバー派なのか」と自覚してきた矢先。
為す術無いまま退場させられ、さらには完全に敵になってしまうとは。
最期まで、どのENDでも助けられなかったのは本当に悲しいです。辛いですよ。
そして、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン。
…イリヤ。
実はR18のFate/stay nightではイリヤルートも当初は開発されていたのだとか。
それが容量的な問題で桜ルートに入れられたのだとか。
うん。
どうしてイリヤルートを消したんだァァ!!
ホントに悔やまれますよ!
きっとイリヤルートがあったならば、イリヤが救われるENDがあったはずです!
だというのに、生き残るのはFateルートだけ!
しかも体調はすこぶる最悪!!!
UBWでは悲惨以外何者でもないし!
なんでや!!
でもHFでは最後の最後で士郎を救ってくれるし!
弟を助ける姉はかっこよかったけれども!!!
お願いだから士郎とイリヤが幸せに暮らすENDを俺に見せてくれ!!!
失礼しました。
他には。
ああ、言峰綺礼。
正直HF攻略中に、殆ど信用出来ませんでした。
確かにHFではいいヤツっぽいですが、Fate、UBWでどれだけコイツに痛い目に合わされたことか。
そんなですからたとえいいやつでも信用しませんし、好きにもなれません。
でした。
かっこええやん…言峰綺礼
麻婆豆腐は食べるし、幾度となく救ってくるし。
それに、最期も戦うことにはなったけれど、格好良いと思える姿でした。
信念を貫いて死ぬ様は、何処と無く英霊エミヤに似ているような気もするなと。
だから、士郎は言峰綺礼が好きだったのだろうけれど。
あとは、エンディング。
最初はNormal Endに潜り込みました。
桜を救うことは出来たものの、士郎はあえなくこの世から消え去ってしまいました。
桜はたった一人になってしまいましたが、先輩との約束を果たすために春を待ち続けていました。
最後には遠坂の跡継ぎも出てきたりして。
桜が幸せなのかどうか、いまいち判断しにくいENDでした。
…うーん。これホントにNORMAL?
DEADではないけどBADなのでは?とすら思える内容でした。
さて、選び直してTrue。
前述の通り、突然言峰綺礼と戦ったりイリヤに救われたり。
なんとか投影をセずにことを収める事ができました。
しかし、このENDでも士郎は一度死んでいるのですね。
…まああの状況から本当に無傷で帰還したらヤバイことこの上ないですが。
イリヤは最終的に魔法で士郎を救ってくれたわけです。
…ああ、イリヤ。。。
このENDでは明確に桜が「幸せ」であると確認できたENDでした。
最後の、ライダー・桜・凛・士郎が花見をするシーンとか号泣モンですよ。
良かった良かった。
そして。
"衛宮士郎"という男。
HFの衛宮士郎は全く違った決断を下しました。
この世界の誰もが死なない、幸福な世界を作る正義の味方になるのではなく、自分が好きな人間を護る正義の味方になったのですね。
ある意味、今まで全く自分のことを勘定に入れてこなかった衛宮士郎が唯一ほんの少し、勘定に入れた瞬間なのではないかと思います。
HFのTrueの衛宮士郎は、一番英霊エミヤになる可能性が低いのではないかと思います。
きっと、誰かを救うためではなく、桜を救うために生きているでしょうから。
Fate/stay nightで出てきた衛宮士郎という男は、どのルートでも正義の味方であり続けました。
作中では、英霊エミヤの曲として「エミヤ」という曲がありました。
HFの衛宮士郎には、僕としてはある曲を送りたいと思います。
『英雄なんてもんは居やしない - 石鹸屋』
「今を生きる この世界では 英雄なんてもんにはなれない」
「だけど 誰かの特別にはなれるから」
「せめて 君の特別で居たい 英雄なんてもんにはならない」
「それが 叶うなら この霧は晴れるから」
これでFate/stay nightの総てのルートを完走しました。
まだまだ読み込みが足りないというか、考察し甲斐のある作品だと思います。
久しぶりに、どっぷりの浸かりたい。
そう思える作品です。
もう暫くは。
いや、この先も。
この「Fate」の世界を楽しみたいと思います。
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