ロッテ二軍投手コーチの大谷智久氏は特に関係ありません。
こんばんは、シルエットです。
三夜連続で全国大会関連の記事を書いているわけですが、今回が最終回(たぶん)。
昨日は選手目線で全国大会を振り返りましたので、今日は監督目線から大会を振り返り、その反省と考察をしていきたいと思います。
1.全国大会と私
今回で9回目となる全国大会ですが、一応私はプレ大会から参加を続けています。
とはいえ最初の頃は碌に育成も済んでいませんでしたし、名門校は愚か中堅校停滞みたいな有り様でした。
あまりの勝てなさからNPC殴りに没頭した大会もありました。
そんな私に訪れた転機は第5回大会。
椎名・仙波・近藤・鈴木・有原・小鳥遊・逢坂という、今も我が校を支える数多くのUR選手の補強に成功し、初めての強豪校入りを達成。福岡県151位という成績を残すことができました。
全180試合のうち98試合しか消化ができなかったという状況でありながら、手に入れた順位。
さながら内川コピペのように「勝てる……勝てるんだ!」と確かな手応えを感じたのでした。
そしてそれ以降、名門校ゴールという目標に向かって突き進んでいくこととなります。
第6回大会では初の地区大会出場と全国大会出場を果たすも、結果は県47位の強豪クラス。
まだまだ名門校ラインには程遠い結果ではあったのですが、現時点でどの程度やれるのか、という1つのバロメーターとなった大会でした。
今度こそ、と臨んだ第7回大会。
惜しくも全国大会出場を逃し、最終結果も県36位と目標達成とは生きませんでした。
しかしながら、前回大会より確実に成績は上がっており、20位とのポイント差も決して大きな差でありませんでした。
負けなければ、もう1つでも多く勝てれば。
後悔はありながら、一筋の光明が見えたような結果でした。
それを打ち砕かれたのが第8回大会。
地区大会開幕から無敗で全日程を終了。まさに前回大会の反省を活かして「やれることはすべてやった」というところだったのですが、結果は県23位。
このあたりでやっと気づいたのは「負けないことが大事なんじゃなくて、いかにタグが盛れるかが勝負である」ということ。
チャレンジタグを活用し、獲得ポイントを増やしていくしか勝利の道筋はないのです。
ただしチャレンジタグは始まってみないとわからないものですし、本当に確実性のない手段でもありました。
この結果を通して、「本当に福岡で名門校入りを果たすことに意味があるのか?」と疑問すら抱いてしまったのでした。
そして記憶に新しい第9回。
チャレンジタグという両刃の剣で己の命をも削ってしまった私は、県40位と前回大会はおろか第6回大会にも肉薄するような低成績に終わってしまいました。
大会5日目抹消というイレギュラーが発生しているので、単純に獲得ポイントだけで比較ができないのがめっちゃくちゃ不便なのですが、恐らく第8回を大きく下回ったポイントとなっているはずです。
この結果を受け、私は1つの決断を下しました。
福岡県から出場するのは今大会を最後にしよう、と。
2.各地域の名門校ボーダー
永らくこだわり続けた出場県の変更。
その考えに至ったのはある明確な理由があります。
それは、名門校ボーダーが今大会の獲得ポイントを下回っている地域が数多くあったからです。
今大会の福岡県の名門校ボーダーは1655pt。これは全地域で9番目に高いボーダーラインでした。
それに対し、一番ボーダーが低い県はお隣佐賀県の1384pt。
超々低調に終わった今大会の我が校の獲得ポイント(1554pt)を100pt以上も下回っています。
しかも佐賀県だけが異常に低い、という話ではありません。
我が校より低いポイントがボーダーとなっている地域は20にも及びました。
また、ギリギリ下回らなかった県も1556ptとほぼ誤差のうちですので、出場県の選択が如何に最終結果に響くか、というのが伝わったかと思います。
また先に上げた佐賀県は県1位ボーダーも全体で3番目の低さ。
トップが伸び切っていないにもかかわらず、1位と20位の差は457ptと全体で5番目に大きな差を抱えている地域となっているのです。
つまりこれが示すことはなにか?
佐賀県がアツい、ということです。
まあ次回大会で佐賀から出場すると決めたわけではないんですけど。
3.先行逃げ切り?追い込み?
競馬の話ではないです。
まず一般論として現状の全国大会は先行逃げ切り型が最も有力な戦法だと言われています。
というのも、中堅校→強豪校→名門校→全国とランクが上がっていくに連れ、使用できるチャンレンジタグの種類が増え、一試合あたりで獲得出来るポイントの最大数が上昇するからです。
開幕と同時にタグ全盛りで勝利を積み重ね、名門校などから追いかけてくる学校と到底埋まらないような差を築き上げる、というのがトレンド。
私もできるだけ先行逃げ切りを意識して挑戦したのですが、どうも良い手応えは得られませんでした。
私が先行逃げ切り戦法で違和感を覚えた理由は「ビジター勝率0割」という現実です。
鬼の居ぬ間に名門校へと駆け上がるわけですが、せいぜいEX+1の我が校は九州のありとあらゆる高校からタコ殴りにされ、59敗を喫しました。
ただビジターとは負けやすいので仕方がないことではあるのですが、違和感はもう1つ。
馬鹿みたいに殴られるのはあくまで名門校にいるときだけであって、強豪校に舞い戻った時にはまるでビジター戦が発生しません。
どうやら名門校レベルでは我が校の評価は「脚光の雑魚校」なのですが、強豪校レベルだと「挑戦するのに躊躇する高校」のようです。
ここから導き出した考察は流行と完全に逆行する戦術。
「こと名門校ゴールを目指すなら追い込み型の方がいいんじゃね?」ということ。
先行して名門校にあがってしまえば、必要以上にボコボコにされて強豪校に追い返されます。
しかしながら、ギリギリまで強豪校で粘っておいて終了直前に名門校にジャンプアップすれば殴られる回数も少なく大会を終えることが出来るのではないでしょうか。
もちろんこれにはリスクがあります。
それは名門校タグが使えないので、1試合あたりの獲得ポイント数が伸び悩むということです。
ただ、今大会私は名門校タグは殆ど使用していませんでした。
どうしても我が校の戦力的にリスクとリターンが釣り合っていなかったからです。
つまり実質的に強豪校レベルしかポイントを獲得していなかったということ。
それでも一時は名門校に居座ることは出来ていました。
であれば、後半に追い込みをかけることも可能なのではないかと疑います。
実際にこれが有効なのか、大会6日目に見極めてみる必要がありそうです。
4.まとめ
と、いうわけで三夜連続でお送りしてきた第9回全国大会関連の記事。
ここで一旦区切りとはなりますが、最後にもうひとつ。
あくまで自分なりのペースではありますが、私はまだまだハチナイと向き合って戦っていくつもりです。
昨今のゴタゴタについて思うところがないわけではありません。
特に、曲がりなりにも創作者の端くれとしてはストーリー関連で首をひねりまくってます。首痛です。
でもそれはそれ、これはこれ。
なんだかんだハチナイを愛している全身頭ハチナイ人間です。
喉元過ぎればなんとやら。
次の全国大会を心待ちにして、日々を生きていこうと思います。
皆さんも良きハチナイライフを!
……あ。
ランクマは興味ないのでどうでもいいです――