2018/04/25

Fate/stay night『UBW』

Unlimited Blade Worksルート、クリアしました。
こんばんは、シルエットです。
前回の投稿が20日でしたので5日間でのクリアということでしょうか。
決してストーリーが短かったというわけではなく、多々あるFateルートと重なる部分をスキップした結果なのであしからず。
さて、今回もネタバレアリの感想を書き連ねていこうと思います。

正直に言いますと、UBWプレイ当初はあまり気乗りしませんでした。
というのも、Fateルートでセイバーを愛し、それでも別れなければならなかった士郎を見ていた分、UBW―所謂遠坂凛ルート―に飛び込むのはなんだかなあ…と思ったのです。
しかし、このUBWではFateでは明らかにされなかった遠坂凛のサーヴァントである「アーチャー」について明らかになりますから、やらないわけにはならなかったのです。
…です。
…ですが。
ですが、此処で僕は懺悔。
実は、僕はアーチャーの正体はプレイ前、いうなれば購入前、さらには興味を持つ前から知ってしまっていたのです。
Fateの二次創作は多いですから、その分アーチャーも良く目にするのです。
故に、アーチャーとはなんぞやと思いインターネットで検索をしました。
検索した時の僕は、まさかその後プレイすることに成るとも知らず、ネタバレ記事もしっかり読んでしまったのです。
…嗚呼。
いえいえ、しかしそれでもいいのです。
別に詳しいことを知っているわけではないですからね。
「アーチャー」の過去をしっかり掘り下げるためにも是非見たかったです。(当初と言ってること違いますけどね)


最初はFateルート同様に、攻略なんか一切見ずにタイガー道場(ゲームオーバー)すればロードして別の選択肢を選び直す…という原始的方法でプレイしました。
前回と比べるとそれほどミスは多くはなかったのではないかな…と思うのですが、印象に残ったゲームオーバーを二つ。
一つは衛宮士郎vs遠坂凛の戦い。
廊下に逃げるか階段に逃げるかの選択肢で、階段に逃げてゲームオーバーになったのですが、そのゲームオーバーには少々驚きました。
というのも、遠坂凛は衛宮士郎を絶命させるのではなく、令呪と"記憶"を奪い、聖杯戦争からリタイアさせたのです。
戦闘後、画面が暗転したかと思えばいつもと変わらない日常が演じられる。
ただ「なにか忘れている」という違和感を残して――
いや、ほんと、すごい(語彙力)
まさかこんな風にやられるとは思わなんだよ。

もう一つは衛宮士郎がキャスターについて一成に聞く場面。
うっかり深入りしたばっかりに一成に掛けられた呪いが発動して命を刈り取られ、本人も亡骸と化してしまうのですが、これまたびっくり。
Fateルートのときもありましたね。
明確な敵にやられるのならば納得が行きますが、味方と思っていた人物にやられるというのは些か衝撃が大きいものです。
いや、これもびっくり。

とまあ四苦八苦しながら攻略を進めていきました。
しかし、事件は起こった。
ストーリー12日目。
教会内での選択肢でどれを選んでもDEAD END。
あれあれおかしいな、と思い禁忌とわかっていながらも攻略サイトを拝見。
なんと、遠坂凛の好感度が足りないばっかりに本来出現する選択肢が出現せずに強制DEAD ENDにされていたのです。
これには絶望すら覚え、攻略をやめようかとも思いましたが、ぐっと踏みこたえて再開。
攻略サイトを見ながら間違っていた選択肢を正していきます。
まあこれが自分の考えと尽く違うのですよ。
要するに、僕は衛宮士郎になりきれず、遠坂凛という人間を理解しきれないままに選択肢を選んだばっかりに招いたDEAD ENDなのだと痛感しました。
攻略サイトの手助けもあり、魔の12日目を突破。
攻略は先へと進みます。

ここからは一端脈絡なく書きなぐり。
まさかギルガメッシュがあんな早い段階で出てくるとは。
Fateではラスボスだった彼ですから、もっと後の段階で出てくるものだとばかり思っていました。
しかも、今回は金の甲冑ではなくカジュアルスタイル。ええやん。
まあでも相も変わらず強いもんですよ、ホントに。

そして、ランサーは格好良い。
Fateでは…いや、Fateでもそこそこ格好良かったかな、ラストでは。
でもUBWでは群を抜いて格好良い。
ホント惚れますよあんなん。
もしランサーのマスターがもっと他の人物だったならば…と考えなくもないです。

そしてそして。
「アーチャー」の正体。
ネタバレを読んだ限りではイマイチ理解できませんでしたが、プレイ後はしっかり理解できました。
理想の「エミヤ」と現実の「衛宮士郎」が戦うというのはなんとも言い難く複雑怪奇で、何処と無く悲しいものです。
エミヤの過去については纏めるのが面倒なので、気になる人はプレイするかネタバレサイト見てください。
でも、本当に。
アーチャーは何考えているかが割とわかりにくかったけれども、最期の最期まで格好良いままで終わったなと思う。
多少怒りも沸いたけれど、ラストシーンで全て吹っ飛んだ。
本当に、遠坂凛に相応しいサーヴァントだったのですね。

さて、ED。
聖杯消滅。
エミヤと遠坂の会話シーンは涙なしには見れません。
未来の(サーヴァントの)エミヤが、未来を変えるために遠坂に「自分」を託すのは本当に感涙です。そして、最期のエミヤの笑顔も。
すごく、綺麗なエンドですよ。

そして、教室で話す衛宮士郎と遠坂凛。
未来の話をしていた。
ぎこちなかった衛宮士郎と遠坂凛の関係も随分と温かいものになっており、2人の恋路を見ていられるのは本当に楽しかった。
デレッデレの二人は、楽しいか精神衛生上よろしくない。
砂糖を吐きかねん。

そんな二人を見て終わり。
ああ、いい話だったなと思ったのもつかの間。
これはトゥルーエンドに過ぎない。

選択肢を選び直し、GOOD ENDを目指す。
そして、そこで見たものとは…!?





衛宮士郎、遠坂凛、セイバー。
三人が揃った未来だった。
セイバーは消える以外同しようもないと思っていたからこそ、セイバーが居るとわかった時には驚き、喜び、涙しました。
まさか。
死亡フラグバリバリの去り方したセイバーがまさか生きてるとは思わんかったのです。(厳密にはSHIんでしるか)
セイバーを交えても遠坂凛と衛宮士郎のデレデレぶりは変わらず。
むしろ、ちょっと遠坂が嫉妬深くなったような…?
でも、Fateルートから一番夢見ていた世界であったし、本人も望んていたことだろう。
最後に、ソレが見られるのは本当に良い。
True ENDで多少なりのショックを受けていたからこそ、GOOD ENDでは喜んだのだ。









さて、こんなものですかいね。
思いつくままに書きなぐった上に、50%睡眠の状況で書いていりるので支離滅裂かつ意味不明な日本語、お及び言葉回しがあるかもしれませんがご容赦ください。
残るは桜ちゃんルートだけになりました。
GWも近いですね。
時間を超有効活用し、攻略を進めていきたい次第です。
それではみなさま、おやすみなさいませ。

2018/04/20

Fate/stay night『Fate』


 

amazonで56円(送料別)でした。こんばんは、シルエットです。
巷ではFate Ground Orderが流行っていますね。
Fateシリーズが一気にメジャーになった作品だとどこかに書いてあったような気がします。
やや今更ながら自分も始めてみようと思ったのですが、お恥ずかしい限りで僕はFateシリーズについては全くの無知でした。
名前くらいは聞いたことがあったのですが、内容についてはもはや何が何だか。
折角Fateシリーズをプレイするのならば最低限の知識を持った上でプレイしたいと思い、シリーズ第一作であるFate/stay nightを購入するに至りました。
しかしFGOでは未だにstay nightと直接関係のあるストーリーがないと書いてあったので驚きである。

因みに購入したのが随分前のことで、本当はプレイした分だけ毎回記事にしようかなと思っていたのですが、一日30分にも満たないプレイ時間で全く記事にするにも至らず、さらには記事を書く時間すらなかったものですから今の今まで筆をとることはありませんでした。
では何故、今筆をとったのか?
答えは割と簡単です。
セイバールートとも呼ばれる『Fateルート』を無事完走したためです。
大雑把ではありますが、Fateルートの感想を記憶の限り書いていこうと思います。

※以下、Fateルートのネタバレを含みますのでご注意ください※

まずゲームを起動して始まるのはプロローグ。
事前知識として、主人公は「衛宮士郎」であること、「アーチャー」「セイバー」「遠坂凛」というキャラが居ることは知っていました。
…知っていたため混乱しました。
だって「遠坂凛」目線で物語が展開していくのですから。
主人公が「遠坂凛」なのでは無いかと錯覚していたところで、意味深長に「衛宮士郎」登場。
…でも生徒会室前で会うだけ。これにはびっくり。
その後なんやかんやあってアーチャーも遠坂凛も殺されそうになるし「何やこれ!」と思ったところでプロローグ終了。

気を取り直して本編。
…正直本編は内容が濃くて綺麗に纏める自信はないので、本当にただつらつらと感想を書くだけにとどめます。

まずFateルートの総評として。
非常に感動しました。
セイバーの過去や、衛宮士郎の過去。2人のすれ違いや、「愛」は本当に涙無しでは見れませんでした。マジで泣きました。ラストも。
最初は本当にコンビとしてはガタガタで、プレイしている自分も不安に駆られたものでした。
その後、段々と2人が打ち解け、セイバーの可愛い一面も見られるようになり。
でも打ち解ければ打ち解けるに連れて2人の心の違いがすれ違いを生むようになり。
最終的には2人が、本当の意味で「結ばれた」ので良かったとは思いますが、本当にハラハラドキドキです。

あとは細かな思い出。
何度選択肢をミスって殺されたでしょうか。
まあ他の英霊に殺されるのはわかります。失敗した自分が悪いです。
しかし、まさか味方のセイバーに殺される日が来ようとは。
タイガー道場での反省したセイバーには少し癒やされましたが。
死ぬときは本当にあっけない。
恐ろしいぐらいあっけない。
正解ルートだったら死なないのに、ハズレルートだと死ぬ。
理不尽極まりないですね。
言崎との最終決戦でもまあコケる。コケてコケて死ぬ。
タイガー道場での「元の場所に戻す」とのアドバイスを「元の場所=切嗣」と解釈してまさかの切嗣に話しかけて死んでみたり。
そうですよね、鞘は衛宮切嗣から衛宮士郎に与えたものですが、本来は衛宮切嗣がセイバーから奪ったものでしたよね。読解力のなさが悔やまれます。

いや、しかし、それにしても。
まさかギルガメッシュなんて超ラスボスが出てくるとは思いませんでしたが。
声は関智一さんでしたね。高橋啓介です。
うーん、このラスボス感。
因みにFateルートではあんまり出番なかった佐々木小次郎は三木眞一郎さんでしたよね。藤原拓海です。
あ、三木眞一郎さんはエピローグでも登場してましたっけ。
「佐々木小次郎やん!」って思った気がします。

そうだ。エピローグ。
本当に申し訳ないのですが、最終的には「セイバーと再開」なんてご都合主義があるんじゃないかと期待していました。
駄目ですよね、そんな適当な期待したら。シナリオライターさんにも失礼ですね。
最後まで自分じゃなく、他人のためだった衛宮士郎の決意をご都合主義で曲げていいはずはありません。
あれは、あれで。
…やっぱり悲しいなと。
セイバーは生き着くべき場所に戻ったのですし、衛宮士郎も生き着く場所へ進んだのです。
でも、それでも。
セイバーが消えてしまったってのは第三者からすれば悲しいのです。



とりあえず思いつく限りで書きなぐりましたがこんなところですかね。
次の更新はどのくらい先になるのでしょうか。
検討がつきませんが、またお会いしましょう。
次回は、Fate/stay night『Unlimited Blade Works』の感想を持ってきます。
それでは皆様、おやすみなさい。