2022/09/05

第8回全国大会反省会【ハチナイ】

諸般の事情により反省記事の公開が8月を優に飛び越えてしまいました。

こんばんは、シルエットです。


8/15~8/21にかけて行われた第8回全国大会。

BloomURの導入やチーム評価EXの追加に伴い、刻一刻と状況が進化していくハチナイ野球。どういう戦法が最適なのか、策を巡らせながら1勝をもぎ取る熱い戦いが繰り広げられました。


私率いる幻影学院大附属高校は、今大会も変わらず福岡県からエントリー。

47都道府県の中でも屈指の出場校数を誇るまさに激戦区。そんな福岡で我が校は「名門校ゴール」を目標に邁進してまいりました。

二度掲げるも未達成に終わった目標。今大会では3度目の正直と行きたいところですが……?


福岡県23位!(強豪校)

1842pt(↑24)・県23位(↑10と、過去最高の成績を収めましたが、二度あることは三度あるということで惜しくも強豪校止まりという結果になりました。

前回大会の反省記事では「あと4試合勝っていれば名門校だった」と振り返っているわけですが、今大会では全国大会開幕後は無敗。しかし20位とのポイント差は34pt。

これが示す所はつまり、ここからは戦い方云々というよりはチャレンジタグをいかに盛れるか、という話になってくるというわけです。

我が校は現状チーム評価SSS+5。以前であれば最上位の評価でしたが、今となっては脚光の雑魚校でしかありません。ビジターでは1試合分を優に超えるポイントを失い、ホーム戦でも対戦できる相手は限られタグも盛るに盛れないという状況。

全国大会のシステムに思うところがないわけではないですが、どの監督さんも同じ制度のもとで戦っている以上受け入れるべきものだと思っています。


ただ、前回大会の時点では「戦い方次第で上を目指せる」と希望を抱いていたのですが、今大会を終えて「URの枚数を増やして評価値を盛るしかないんじゃないか」と半ば諦めに近い感情を抱いているのは事実です。

次大会がいつになるかはわかりませんが、もしその時までに戦力向上が図れていなかったならば、エントリーする県を変更することも視野にいれるかもしれません。

激戦区たる福岡を脱して、他の地域で目標を達成することに意味があるのかはわかりませんが、今はそういうことも考えてしまうような感情です。


…………

という悪感情バリバリな反省はさておき!

我が校の選手は目の前の1勝をとにかく全力で掴み取りに全力を尽くしてくれました。

その栄誉を称え、投打の各部門のタイトルを見ていきましょう!



○投手部門○

投手タイトルは我が校が誇るダブルエースが席巻しました。


まずは右のエース・倉敷舞子投手
93試合80先発73勝5敗10S 防御率1.62 761奪三振と前回大会を大きく上回り過去最高の成績を残しました。

特にWHIP0.65・奪三振率10.1とまさに打者からしてみれば手も足も出ないような圧倒的な投球内容。

未だ進化の留まるところを知らない倉敷投手が投手3冠+1でした。

次に左のエース・エレナ投手
61試合48先発46勝3敗1S1H 防御率1.81 404奪三振とこちらも前回大会から成績を大きく良化。

先発にリリーフと活躍したエレナ投手は43個の先発勝利3つの救援勝利最高勝率最優秀中継ぎのタイトルを受賞。

内容面もWHIP0.75・LOB% 89.83%と倉敷投手に負けず劣らずの好成績。

先発投手としても十分に計算できる素晴らしい投手へと成長しました。


そして同じく先発を努めたあと二人の投手もご紹介。


まずはなんとなんとの、投打の二刀流として活躍した有原翼選手

13試合7勝1敗 防御率1.86 35奪三振 WHIP0.95と文句のつけようがない成績。

この投球内容にして、投手としては規格外なほどの打力も兼ね備えておりまさに大谷級。

投手の疲労度という概念がある全国大会において、非常に貴重な先発三枚目の仕事を勤め上げてくれました。


もう一人は前回大会で三枚目の先発として活躍した野崎夕姫投手

2試合0勝1敗 防御率5.73 7奪三振 WHIP1.55と今大会は苦しい成績に。

やはりインフレが進む現環境では性能的にも少々厳しいところがあったのかもしれません。

しかし前回大会では10勝を上げてチームに大きく貢献したのは確か。最大の敬意を表したいと思います。


○野手部門○


打撃部門のタイトルはお馴染みの二人が独占。


まずは直江太結選手

.494 14本 71打点 OPS1.12と前回から少し数字を落としたものの、リードオフマンとしてこの上ない成績。

5割に迫る出塁率と右方向に叩き込むパンチ力が今大会でも冴えました。


次に小鳥遊柚選手

.428 58本 194打点 OPS1.25と打線の核たる働き。

前回大会より本塁打数は減少したものの、打率と打点を増やしOPSは変わらない1.25と進化。

夢の200打点超えも手の届く範囲に見えてきました。


なお、最多盗塁に関しては該当者なしです。



それでは今大会のベストオーダーを見ていきましょう。




◇ベストオーダー◇

1(遊)直江太結
.494(615-304) 14本 71打点 OPS1.12

2(二)河北智恵
.465(596-276) 38本 126打点 OPS1.17

3(三)近藤咲
.384(581-223) 55本 156打点 OPS1.15

4(左)小鳥遊柚
.428(575-246) 58本 194打点 OPS1.25

5(右)逢坂ここ
.359(565-203) 47本 140打点 OPS1.06

6(中)柊琴葉
.414(543-225) 22本 92打点 OPS1.04

7(一)有原翼
.400(508-203) 23本 117打点 OPS1.02

8(捕)椎名ゆかり
.288(510-147) 11本 74打点 OPS.700

9(投)倉敷舞子
.143(273-39) 2本 17打点 OPS.350
PH(一)朝比奈いろは
.348(46-16) 2本 8打点 OPS.890

PH(右)宇喜多茜
.143(7-1) 0本 0打点 OPS.290

PH(捕)仙波綾子
.500(4-2) 0本 0打点 OPS1.00


先発野手全員が二桁HR100打点超えが五人とまさに超重量級打線。

それぞれの選手が与えられた仕事を全うした結果での成績だと思います。

本当に素晴らしい成績を残してくれました。


というわけで長々と振り返った今大会。

チーム全体としては143試合126勝10敗 勝率.926 打率.383 防御率1.74 得失点差+764という成績でした!


監督の皆様、全国大会お疲れ様でした!!




●おまけ●

我が校先発は二人で128先発という時代錯誤な酷使を強いられた所為で成績がいまいちピンときません。

ですので倉敷・エレナとついでに有原の成績を近年エース級の26先発に換算してみます。


倉敷舞子 26試合23勝1敗 防御率1.62 247奪三振
エレナ  26試合24勝1敗 防御率1.81 218奪三振
有原翼  26試合14勝2敗 防御率1.86 70奪三振


……みんな、ホークスで日本一にならないか?