2021/10/29

『おとな会』について

 今日はフランクな謝罪記事。こんばんは、シルエットです。

 実は今日は先日公開した『お昼休みのおとな会』についての裏話的記事を書く予定でした。しかし、本日実施されたアプリの更新にあたってそういうわけにもいかなくなりました。

 今回の更新には、数多くの目玉コンテンツが追加されましたが、その中でも僕の作品に大きな影響を及ぼしたのは「東京編のストーリー更新」です。

 今現在、東京編は星見プロのアイドルたちを巡って大きな事件に巻き込まれています。常に常に続きが気になる中で、ある一つの大きな情報が明かされました。

 その情報とはなにか?こちらをご覧ください。



 こちらの橋本さとみさんの発言。

 これがどんな影響を及ぼしたのか?今度はこちらをご覧ください。



 未成年飲酒してるやんけ!!

 この事態を受けて、『おとな会』及び『お昼休みのおとな会』は非公開としていますが、なぜこんなことになってしまったのか。それを紐解いていきましょう。


1.経緯

 ことの発端はある一つの僕の妄想です。

 そう、こちら。東京編より入社した、新人マネージャーの橋本さとみさんは大卒なのではないか、という説。

 この妄想については、7月29日の記事にも書いているのですが、「高卒マネージャーは異例だよね」という僕のモノサシによるものです。

 おそらく大卒マネージャーが一般的であろう、と考えると23歳になるわけで。そうなると今度は、東京編の1年前と推察される星見編において、22歳だった牧野航平・神崎莉央と同い年である可能性が限りなく濃厚になります。

 さらに妄想は発展していき、東京編において星見プロ所属の全アイドルの年齢を加味すると、飲酒ができる20歳超えのキャラクターは、佐伯遙子(21)・神崎莉央(23)・牧野航平(23)・橋本さとみ(23)の4人になるのです。その説から導き出された妄想は以下のモノ。

 この妄想を足がかりとして、あの『おとな会』という作品は生まれました。

 しかしながら、この作品の前提設定は、今日明かされた「橋本さとみ(19)」という情報ですべて崩されたのです。

2.影響

 まず『おとな会』については、前述の通り意図していなかったとはいえど未成年飲酒の描写が入っていますので、非公開としました。

 これは、決して未成年飲酒を推奨するものではなく、あくまで私筆者の認識のズレにより生まれたミスである、ということを明記しておきます。

 先の情報で、橋本さんが飲酒はできないのは確定したのですが、もう一作の『お昼休みのおとな会』についても、その根幹はグラッグラに揺らいでいます。

 それは単に、『おとな会』という作品の続編であるからというだけにとどまらず、そもそもの「おとな会」の定義が不確定になってしまったことにあります。

 先の妄想の通り、「おとな会」の定義は「星見プロの中で20歳を越えていて飲酒ができるメンバーの集まり」です。しかしながら、橋本さんが未成年であるがためにこの定義は正しくありません。

 それでは会を存続させるために定義をズラしてみてはどうでしょう。例えば、「星見プロの中で社会人のメンバー」など。一見良さそうに見えますが、これも正しくありません。というのも、牧野・橋本・莉央の3名は専業で芸能界に生きる人間なので社会人と言えるのですが、遙子さんは大学に通う学生アイドルでありますから、完全に社会人とは言えないでしょう。

 でも、芸能活動しているから社会人じゃない?という考えもあるでしょうが、そうなると今度は星見プロに所属する全員が社会人ということになってしまいます。上は莉央さんから下は赤崎こころまで。これじゃあもはや「おとな会」という名称は相応しくありません。

 それならば今度は定義を変えずに時間軸をズラすのはいかがでしょう。実際に頂いた意見なんですが、「橋本さんが飲酒ができるようになった、東京編の1年後である」という設定です。これもカタチとしては悪くないのですが、それでも多くの不都合が生じます。

 一旦ここで星見プロのアイドルの年齢を思い出してほしいのですが、東京編の1年前である星見編では白石沙季・一ノ瀬怜の両名だけが18歳でした。この二人は、翌年の東京編では19歳を迎えます。つまるところ、二人は橋本さんと同い年であったわけですね。

 ここで先程の時間軸の再設定に戻ります。仮に橋本さんが飲酒できる年齢になったとすると、同時期に沙季や怜も飲酒ができるようになるわけです。そうなると今度は、なんで「おとな会」に二人は参加していないの?という歪みが生じてしまうのです。アイドルである遙子さんが参加している以上、沙季や怜が参加していないのは一種の「ハブり」のようになってしまうわけです。

 さらにこの歪みは続編たる『お昼休みのおとな会』にも生じます。この作品は、『おとな会』の後日談のような流れになっているのですが、もし『おとな会』の時間軸を動かすと、こちらもその影響をもろに受けますそうなると、今度は制服を懐かしむ面々が広がってしまい、とんでもない数の人間が参加せざるを得なくなります。

 具体的に列挙しますと、東京編の1年後に高校を卒業しているのは、前述の6人に加えて「琴乃・渚・さくら・千紗・瑠依・葵」の計12名です。多いな。

 地続きである「おとな会」という設定は、19歳という情報だけでここまで粉々に砕け散ってしまったのでした。

3.結論

 結局のところ、どういう話なの?

 つまり、「妄想ベースで二次創作をすると手痛いしっぺ返しを喰らう」ということです。スパイス程度の妄想なら被害は最小限に食い止められるでしょうが、「年齢」という妄想で補うにはあまりにも大きすぎる設定に手を出したがために取り返しがつかなくなってしまったのです。

 せっかく書いた作品ですし、「橋本さとみが大卒だった世界線」だとか言い訳をすることもできますが、それは以前僕が書いた「名前を借りるということ」という記事にある僕の信条に反します。年齢や学歴といった情報は、キャラクターを作り上げる上で簡単に書き換えられる情報ではありません。特に、この作品が「未来を妄想した」という体ならまだしも「過去を書き換えてしまって」いますので……。

 また、「おとな会」という設定を生かして、沙季や怜も含めた「真のおとな会」を描けばよいのではないかとも思いますが、残念ながらそれは僕にはできなさそうです。

 あくまで僕の考える「おとな会」というのはあの4名で構成される会であって、それ以上でもそれ以下でもありません。その構成要件である4人のうちの1人の設定が崩れたならば、あくまで僕の中では一生成立することのない会なのです。

 とはいってもあくまでこれは僕の中の話。「莉央・牧野・遙子・さとみ・沙季・怜」の6名での「大人会」が見たいんだ、という方はぜひともその手で描いていただければな、と思います。そういうカタチもあってしかるべしだと思いますので。


 長々と書きましたが、最後に。

 『おとな会』及び『お昼休みのおとな会』を読んでくださった方やpixivにてブックマークしてくださった皆様、この度は妄想ベースという不安定な基盤をもとに書いたが故に、作品を非公開にするという私の身勝手をどうかお許しください。


 今後も僕は二次創作を続けていきますが、ここまで設定を揺るがしかねない妄想は控えつつ、執筆をしていきたいと思っています。

 

2021/10/18

ランクマを振り返る

 まだ結果も出てないのに振り返るのは早くないか?

 こんばんは、シルエットです。

 ハチナイ×パ・リーグ6球団コラボの大トリ、「パ・リーグ6球団コラボ記念!熱闘プリンセス杯」が10月14日に開幕し、17日の16時59分を持って閉幕しました。

 全89試合を戦い、そのうちハイスコアだった20試合の合計値で争うというこのイベント。私自身あまり得意としないイベントではあるために、今回はオートなどを適宜使いながら89試合を完走。まあ前回大会とそれほど大きく変動なく終わったのではないかな、という手応えです。

 とはいえ私は所詮ハチナイファン勢なので、振り返りはランキング云々よりも選手の成績云々。

 今回はプレイする端末を分けることできっちり89試合分のデータを採ったので、打撃部門を中心にタイトルを獲得した選手を見ていきましょう!

☆首位打者 :UR逢坂ここ(打率.511)
☆本塁打王 :UR逢坂ここ(46本)
☆最多打点 :UR逢坂ここ(161打点)
☆最多安打 :UR逢坂ここ(214安打)
☆最高出塁率:UR逢坂ここ(出塁率.523)

 ……ここちゃんしかおらんやんけ!

 と、いうことで今大会ではまさかのここちゃんが打者五冠に輝き圧倒的な成績を残しました。これではここちゃんを語って終わりになるので、各部門を細かく見ていきましょう。

 まず打率。ここちゃんは打率.511という圧倒的な成績を残した中で、第5回全国大会で首位打者(.599)に輝いたUR有原は打率.460と規定到達者の中ではワースト2位(ワースト1位は.306のUR舞子先輩)。有原の不振は偏に「CHを使う機会が少なかった」ためでしょう。オートで進行する試合が殆どでしたので、OCは基本UR咲ちゃんのCHに使用し、有原に割くOCはありませんでした。ですので、今大会はまさに自力勝負といった形になり本来の力は出せなかったのかな、というところです。

 ところで打率ランキング2位3位もご紹介。

 2位はURゆかりちゃんで打率.496。3位はUR柚の打率.488。このあたりは結構熾烈な争いでしたね。まずは出塁した上位打線を、柚含むクリーンアップが返して得点。さらに7番のゆかりちゃんが出塁して8番の咲ちゃんが長打で返すという黄金パターン。2番ここちゃん・4番柚・7番ゆかりちゃんとポイントポイントで確実性のある打者が居たのが打線として厚みが出ましたね。


 次にホームラン。ここちゃんの本塁打王は第5回全国大会に続いて2度目。全国のときから長距離砲としての片鱗を見せていましたが、育成が進んだ今ランクマではその能力を遺憾なく発揮した形。本塁打率は驚異の9.35となりました。

 そのここちゃんの後を追ったのが、42本で共に2位となったUR柚とSSR永井ちゃん(入学式前にスカート入らなくなってるやつ)。5回全国大会ではわずか18本と期待に答えられなかった柚でしたが、今回は高打率とホームラン量産を実現。全国大会では奪われた4番の座を、今度は実力で取り戻しました。

 そして語るべくは永井ちゃん。SSRとステータスではUR野手に劣るものの、URと遜色のないHR数。打率は.463とワースト3位ではありましたが、それでも立派な数字。全国大会では守備に不安があり起用が少なかったですが、「私を使え」と言わんばかりの獅子奮迅。5番に座り、柚との連続アーチを幾本も描きました。次の全国大会での5番センターに当確ですね。


 今度は打点。ここちゃんは161打点で打点王に輝きましたが、先程からちょこちょこ書いているように、彼女は2番打者なんですよね……。圧倒的なHR数の影響もあるのでしょうが、2番がチーム内最多打点というのはいささか不思議。

 また、不思議なのはここちゃんだけではありません。打点ランキング2位は159打点の咲ちゃん。彼女は8番です。ちなみに3位は155打点の柚。ここは妥当。

 この歪な打点ランキングは「打順の組み方おかしいんじゃないか」と突っ込まれそうですが、CHとかスキルの兼ね合いとかでこの形が現状一番だと思います。でも本音は2番に最強打者じゃなくて、ミート系のゆかりちゃんを置きたいです。


 そいで、安打。1位のここちゃんは213安打と大台の200を突破。全国大会での有原が208安打でしたので、それをも超えた形。ほんとに秘めたるポテンシャルがすごい。

 これに続くのが199安打の有原と195安打の柚でショートコンビがヒットを量産。有原は惜しくも200安打に届かず。どうしても1番という特性上、打席数が増えるためにヒットを量産しても凡打が目立って打率が伸びなかったのでしょう。柚に関しては……まあ名実ともに4番だなぁ、と。


 最後は出塁率。ここちゃん.523。それに続く.509のゆかりちゃんと.498の柚。まあ打率がほぼほぼ出塁率に直結した形ですね。ハチナイはあんまり四球の頻度が高くないので、こうなるのは致し方なし。



 と、野手の成績を見たところで、今大会のベストオーダーを振り返りましょう。


1(遊)有原 翼   .460 20本 *93打点 OPS1.15
2(右)逢坂 ここ  .511 46本 161打点 OPS1.51
3(左)泉田 京香  .466 24本 *83打点 OPS1.21
4(一)小鳥遊 柚  .488 42本 155打点 OPS1.37
5(中)永井 加奈子 .463 42本 148打点 OPS1.38
6(二)仙波 綾子  .471 35本 124打点 OPS1.32
7(捕)椎名 ゆかり .496 19本 *96打点 OPS1.26
8(三)近藤  咲  .464 38本 159打点 OPS1.38
9(投)倉敷 舞子  .306 12本 *57打点 OPS.810
 (打)朝比奈いろは .467 *0本 **7打点 OPS.980
 (打)九十九 伽奈 .444 *0本 **1打点 OPS1.28

 なんとまあ、驚きの100打点カルテットどころか100打点クインテットですよ。しかも投手以外全員OPS1超え。これは球界の常識が壊れますよ笑

 ちなみにセンターの永井ちゃんとレフトの泉田はSSR(夕日に走ってるやつ)で、それ以外は全員URです。

 ところで投手陣ですが、先発はUR舞子先輩におんぶに抱っこだったので全タイトルを舞子先輩が独り占め。

 506回2/3を投げて防御率3.11、451奪三振、WHIP1.11。比較対象がいないのでなんとも言えませんが、全国大会では疲労度の概念があるので、2枚目の先発の発掘が急務ですね。




 そんなこんなで、またもデータを見てによによする僕はランクマを堪能したのでした。

 おやすみなさいませ~