アイドリープライド……
こんばんは、シルエットです。
前回のレポ記事を書いてから早3日。
「ライブ関連のことはすべてやりきったな」感が出ていたんですが、肝心なことを忘れていました。
そう!アイプラ聖地巡礼記事!
パシフィコ横浜でライブが行われた翌日、私は八景島周辺へIDOLY PRIDEの聖地巡礼へと出掛けておりました。
ですので、本日はその時の様子を記したいと思います。
ライブレポ記事では「ライブに行ったことのないマネージャーさんの背中を押したい!」という大義名分を掲げていましたが、聖地巡礼は背中を押すも何もないので、マジでただの旅の記録です。
ごゆるりと御覧ください。
それでは旅の始まりです!
1.センター通り
最初の地は、実はライブ前日に訪れた場所。
「それ聖地巡礼じゃなくて観光じゃない?」とか言わないでください。
渋谷センター街はゲーム内背景として登場する場所で、れっきとした聖地です。
ゲーム内背景と見比べてみましょう。
make a comeback 3話より |
右側にある大きなウインドウのお店だったり、センター街の看板だったりとまさに完全一致な場所。
時間が時間でしたので、背景のように人が全くいない風景というのは撮れませんでしたが……笑
せっかくの聖地ということで、私もmihoさんポーズでパシャリ。
私が中心にいないのはアイプラをまったく知らない友人に撮ってもらったからなので責めないでください。
言うほどmihoさんポーズになってないのは私の不徳の致すところなので存分に責めてください。
ちなみに完全に余談ではあるのですが、渋谷では人生で初めてブリしゃぶを頂きました。
美味しいですね、あれ。
スーパーで売ってるヤズの刺身で再現できるかな……。
2.星見市商店街
ここからは正真正銘ライブ翌日の巡礼。
横浜を出発し、まず最初に辿り着いた聖地は金沢文庫駅前。
こちらも先と同様にゲーム内背景で登場する風景です。
長瀬麻奈 1章10話より |
左側の金物屋さんだったり右側のポストだったりと、こちらもなかなかの再現度。
時間の関係上、本当にこの入口を見ただけで金沢文庫駅前を後にしてしまったんですが、ゆっくり商店街の中を練り歩いても楽しかったかもしれません。
これまた余談なんですが、私の知っている駅前の商店街というのはどこもシャッターが閉まっていて、本当に人気のない通りしか知りませんので、この写真でもわかるくらい活気のある商店街はちょっと新鮮でした。
もし次また行く機会があれば、ぜひ通りの中で美味しいごはん屋さんでも見つけたいものです。
3.星見駅
金沢文庫駅から京急本線でわずか1駅。
アイプラ聖地巡礼の本丸といえばの星見駅こと金沢八景駅です。
アニメで度々登場したこの駅は、星見のアイドルが路上レッスンをした場所でもあり、麻奈ちゃんがビラ配りをした場所でもありました。
そんな思い出がいっぱい詰まった駅。
アニメと比較してみましょう。
アニメ2話より |
す、すごい……完全一致だ。
まさにアニメで見たそのままの光景が広がっています。
琴乃ちゃんとさくらちゃんが路上レッスンをしていたであろう場所も遠くからパシャリ。
恐らくそうだと思われる場所はいっぱい自転車が停められていて、写真を撮るのが憚られる具合でした。
……駐輪禁止の張り紙があった気もするんですが、気のせいだったのでしょうか笑
アニメ6話より |
こちらはシーサイドライン側。
当たり前ですがこれもアニメとほぼ同じ外観。
「マジで聖地にいるんだぁ」ってワクワクさせてくれますね。
アニメ6話より |
駅の下側に潜り込んでの聖地。
アニメ6話で怜ちゃん芽衣ちゃん遙子さんがビラ配りをしていたところですね。
生憎ですがビラ配りをしていそうな方はいませんでした。
……当たり前か。
さて、一通り星見駅を堪能したところで少し駅から離れましょう。
駅周辺にはもう一つ、欠かすことの出来ない聖地がありますので。
4.星見プロダクション
駅から歩くことわずか5分。
アニメで幾度となく登場した、星見市時代の星見プロダクションです。
現実には八景メディカルビルという建物で、芸能プロダクションの様子は微塵もありません。
アニメ3話より |
何故ここをモデルとしたかはわかりませんが、それにしてもそっくりですね。
そしてビルを見たからにはここも訪れておかなければなりません。
アニメ4話より |
そう、琴乃ちゃんが牧野くんを待っている場所です。
ここを私は「琴乃の木」と呼んでいますが、たぶん私だけだと思います。
そしてもちろん琴乃ちゃんはいませんでした。
さらに今日は1人ぼっち巡礼ですので、琴乃ちゃんポーズで写真を撮ってもらうこともできませんでした。
ぼっちの弊害がここで出ましたね。
ぼっち・ざ・はっけい。
冗談はさておき、星見プロダクションを後にして再び駅に戻ります。
京急本線に別れを告げ、今度はシーサイドラインへと乗り換えです。
アニメ6話より |
あ、この風景知ってる!
ということで、シーサイドラインのりばも立派な聖地。
アニメ内では星見オーシャンラインと名称が変わっていますが。
聖地を通り抜けながら、次なる聖地へ向かいます。
ここでも余談いいですか?
シーサイドラインって完全無人運転なんですね。すごい。
福岡にはそんなものありませんよ、たぶん。
都会すげぇ~~~。
5.星見市高台周辺
金沢八景駅からシーサイドラインで1駅。
野島公園駅で降りて少し歩くとたどり着くのが、星見市高台周辺です。
このあたりは、いわゆる聖地巡礼の方が多くいらっしゃったのですずちゃん・雫ちゃんの両名を取り出すことも憚られなくなりました。
アニメ3話より |
このスポットは、アニメで度々登場した寮と星見プロとを繋ぐ、アイドルたちの通学路です。
始まりはアニメ2話の琴乃ちゃんとさくらちゃんから。
次第に人が増えていって、最後には10人規模の大所帯で通勤通学をすることとなりました。
毎日こんな海を見ながら通学出来たら楽しそうです。
ちなみにアイドルたちは向かって手前側に歩いてくるわけですが、果たしてその先に何があるのかといいますと。
旧伊藤博文金沢別邸があります。
一応ここもアイプラの聖地として数えられることもあるのですが、あくまで聖地要素は「ここに寮があったんじゃね?」程度のモノ。
私個人の考えとしては聖地ではないのかなぁ、と感じています。
外観は似ても似つかないものですしね。
ただ今回の旅は観光の側面もあるので、別邸の中もじっくり見学していまいりました。
普通に楽しかったですよ。
一応小屋もあり、牧野くんが住んでいたところと扱われることもありますが果たして。
さてさて、それでは別邸を離れまして通学路の方へと戻りましょう。
すると見えてくるのがこれ。
星見市高台こと野島山展望台へと通ずる坂。
約54mを駆け上がる急坂です。
Googleストリートビューより |
実は反対側には展望台へ行ける階段があります。
こちらのほうが一見楽そうですが、その段数なんと239段!
私は坂を選びましたのでなんとも言えませんが、途中で休憩もできる分、坂のほうが楽に登れるかもしれません。
さて、坂に話を戻しまして。
過去にお話したこともあるように、私これでも数年前は長距離選手としてブイブイ言わせた身。
こんな急坂くらいチョチョイのチョイチョイお茶の子さいさいですよ。
元陸部の維持を見せてやるぜ pic.twitter.com/pBinlx9l91
— シルエット (@SILHOUETTEGTR) February 19, 2023
当時の私もそう言っています。11時55分のツイートです。よく覚えておいて下さい。
最速記録を目指し、私はその第1歩を踏み出しました。
やべ、もうきつい
— シルエット (@SILHOUETTEGTR) February 19, 2023
11時56分のツイートです。
スタートわずか1分で息が上がっていました。
想定以上にキツイです、この坂。
しかしスタート時にストップウォッチを押してしまった手前、途中で止まることは許されません。
腕を振り、その歩を進めていきます。
あ、この景色知ってる!(ゼェゼェハァハァ)
一心不乱に歩き続けること3分47秒。ついに見知った景色に到着しました。
というわけで坂からこの地点までおおよそ4分かかりますので、もし聖地巡礼に行く方は参考にして下さい。
絶え絶えの息、ぼたぼたの汗を拭いながらもう少し登っていきます。
さあ、見てきましたよ。
あの開けた光景が。
絶景だぁ~~~!
横浜の街並みを一望出来る超絶景スポット。
フォトジェニック間違い無しのポイントです。
2人のアクスタを持ってもっと写真を撮りたかったんですが、この日はあまりの強風が我々を襲っており、アクスタ落下の危機がありましたので早々に仕舞い込みました。
落としたら心折れちゃいますからね。
アニメ1話より |
代わりと言ってはなんですが、アニメ第1話の牧野くんよろしく缶コーヒーを抱えてみました。
本当は彼が飲んでいる缶コーヒーにパッケージに限りなく近い「ジョージア ディープブラック」を持参したかったのですが、すっかり買うのを忘れており。
展望台の下の自販機で売っていたコーヒーはまさかのポッカコーヒーでした。
初めて飲みましたけどなかなか美味しかったです。
そしてアニメ1話の牧野くんになりきるならもう1つやることがありますよね。
実はこのとき、私以外にも沢山のマネージャーさんがこの地を訪れていました。
恥を忍んで「ちょっと写真を撮ってもらっていいですか」と懇願。
心優しいマネージャーさんに撮っていただいた写真がこちら!
アニメ1話より |
黄昏る牧野くんの再現です。
実際に立ってみて思ったんですけど、柵が高い!
いや、私が低いのかもしれません。
牧野くんは身長がおおよそ176cm程度。対照的に私の身長はkanaちゃんくらいですので、その差は歴然。
これがこのスタイルの違いを生んでしまったのでかもしれません。
牧野くんサイズのマネージャーさん、実際に立ってみた際の感想をお待ちしております。
写真を撮ってくださったマネージャーさんに感謝の気持ちを述べ、そして幕張で再び相見えることを誓いあって、星見市高台を後にします。
ここからゆっくり海岸線を歩くこと20分。
次なる聖地を目指します。
6.海の公園
アニメやゲーム内背景で度々登場している海の公園にやってきました。
アニメでは牧野くんが歩いていたり、麻奈ちゃんが座っていたりというシーンが印象的でしょうか。
アニメ3話より |
なかなか同じ画角を見つけ出すのは難しいですが、こうやって見比べるとまずまずの一致具合かもしれません。
遠くにシーパラダイスを臨むあたりは同じですね。
そしてこの海の公園は砂浜だけでなく、ランニングコースも聖地の1つ。
アニメ3話より |
牧野くんと琴乃ちゃんがよく会話をしていたスポット。
後ろに霞むシーパラダイスを含め、このポイントがまさにそうなのではないかと思わせるくらいの風景。
ここを見つけた瞬間、心が震えましたね。
もし数人で聖地巡礼をされる方はぜひ牧野くんと琴乃ちゃんになりきってみてはいかがでしょう。
海の公園を歩き抜け、今度は街の中へ。
次に目指すところがこの旅で最後の聖地です。
7.スーパータケミヤ
怜ちゃんがバイトをしていた、スーパータケミヤことTAIRAYA八景島店。
さすがに呼び込みをしている人は見当たらず、バックヤードで踊っている人もいませんでした。
とはいえせっかく来たのでなにか買って帰ろうと思い入店。
本来ならイマダケオトクなブリを買うのがセオリーだとは思いますが、如何せん私は流浪の旅人。
さすがに生鮮食品を買うのは気が引けます。
しかしなにかアイプラにまつわるモノにしたくて、結局こちらに落ち着きました。
poppinです。
誰かなんと言おうとこれはpoppinです。
ポカリスエットではありません。間違っても。
はい、というわけでドリンクを購入してスーパータケミヤを後にします。
とはいえもう本当にこれが最後の巡礼地で、この次のゴールは羽田空港です。
名残惜しさも感じながら、八景島を去ります。
8.ミセド
これは聖地巡礼ではありませんが、せっかくアイプラに関連した旅なのでおやつもアイプラ関連で。
金沢文庫駅前にあるミセドことミスタードーナツでドーナツを頂きました。
芽衣ちゃんが描くメイドーナッツはストロベリーリングとチョコリングが見えるのですが、最近私甘いものを沢山食べられなくなりまして。
いやもともとそんなに量を食べられる方ではないのですが。
故にストロベリーリングだけで妥協させてもらいました。
あと芽衣ちゃんアクスタも持ってなかったのですずちゃんに代役を務めてもらいました。
これで正真正銘最後。
あとは電車に乗り、羽田空港を目指します。
9.旅の最終地点
最終地点、羽田空港です。
奥にはJAL機が見えますが、私が乗ったのはスカイマーク。
余裕を持って空港に到着したこともあり、搭乗口前でぼんやりこの3日間の旅を振り返っていました。
アイプラにまつわる旅をしたのは今回が2度目。
しかしながら1度目だった昨年7月の旅は、まさに行ってライブを見て即帰福という余韻も何もない、あまりにも弾丸すぎる旅でした。
今回はライブに加えて聖地巡礼をも敢行するという、まさにアイプラ尽くしの旅。
さらに前回にはなかった、同じアイプラを愛するマネージャーさんたちとの交流というイベントもありました。
旅の間、「こうしておけばよかった」という後悔はただ一つとしてなく、本当に最初から最後まで満足の行く旅でした。
得られた大きな満足感。
その反動であるかのように、襲ってくる旅の終わりの喪失感。
過去何度か旅行はしてきましたが、旅の終わりがこんなに名残惜しかった事は今まで一度もありませんでした。
もう終わってしまう、そう思うと3日間の事が走馬灯のように蘇ってきて、思わず目頭が熱くなってしまいました。
ってか普通に泣いてました笑
でも楽しかった旅の終わりに涙は相応しくありません。
その目を拭い、横浜という地に思いを馳せ、そしてこの先の未来にある幕張に再会の誓いを立て、私は飛行機に搭乗しました。
機内で撮った最後の写真です。
ここがこの旅のエンディング。
これ以降はすべてエンドロールの後のエピローグ。
最後まで何の事故もなく、何の不自由もなく、まさに心から楽しめた旅行でした。
ありがとう、横浜。
ありがとう、IDOLY PRIDE。
ありがとう、隣でいきなりアクスタ取り出して写真を撮りだした謎の男を文句1つ言わず温かい目で見守ってくれていた隣の席の名も知らぬ乗客。
10.福岡へ
無事、福岡に戻ってきました。
本当に「無事」という言葉が相応しい。
この日はとても風が強い日で、さらに空路は大混雑。
離陸も着陸も何もかもが遅れていました。
帰ってこれて本当に良かった。
全く同じ日に、羽田から福岡に向けて飛んでいた飛行機が門限に間に合わず羽田に引き返すというインシデントがあったんですからなおさら。
さて、この写真にもうすずちゃんも雫ちゃんもいません。
羽田での写真が一区切り。
羽田を飛び立った瞬間から、私は全身アイプラ人間から一般人へと戻ったのでした。
とてもとても楽しい非日常が、終わったのでした。
これが一般人の爪か?
絶対違う。
○おまけ○
このたび開設したInstagramにも旅の写真を投稿しています。
こちらもぜひ御覧ください!