2022/11/21

【徹底分析】なぜ全国タグ騒動が起こってしまったのか?【ハチナイ】

今回は物議を醸したアルティメットオータムを考察します。

こんばんは、シルエットです。


なんとか全日程を終了した全国大会。プレ大会から数えると10回目の開催だったわけですが、極めて大きな試練がハチナイ運営を襲いました。

そう、アルティメットオータム騒動

全国タグの内容と効果に批判が殺到したことによって運営は対応に追われ、深夜2時~4時の間に緊急メンテを行うという状況に追い込まれてしまいました。

なぜこのようなことが起こってしまったのか?

いちユーザー目線から紐解いていきたいと思います。


……本題に入る前に一応忠告。

此処から先の内容はすべて私の主観であり、ユーザーの意見を代弁しているなんてつもりは毛頭ありません。

全部全部私のワガママなお気持ちです。

そのことを念頭に置いて、この先の文章をお読みください。


1.気づけなかった発動条件の緩さ

まず批判を集めたのは相手校に効果がかかる際の発動条件でした。

『自軍全力投球使用時』というのが当初の発動条件で、強豪タグや名門タグでの『敵軍ムード-1以下』『敵軍ビハインド時』と比べて遥かにその条件は緩かったのです。


一応伏線として、この全国にいたるまでに全力投球に関わるCHを持つ強力なUR投手が新たに登場していました。

ややインフレ傾向が見える昨今のハチナイに、全国大会特効とも思える選手を封じてみる、というちょっとしたスパイスでより熾烈な争いが生まれることを望んでいたのかもしれません。

とはいえ残念ながら、こと全国レベルの高校ともなれば全力投球に頼ることなく勝利を手にするのは容易なことだと思われます。

とくに所詮強豪校レベルである我が校でも、1試合のなかで一度も全力投球を使わないことなんてザラです。

その状況を知ってか知らずか、運営は全力投球を条件にしてしまったわけですが、もしかするとハチナイ全体では全力投球という戦術の使用頻度は高いのかもしれません。

特に全力投球以外の守備CH持ち選手を持っていない高校だと、ここぞでは全力投球CHに頼らざるをえないでしょう。

そういった、まだまだUR選手が揃っていない学校がボリュームゾーンだとするならば、全力投球の使用頻度が高くなるのも納得です。

ですが、その話を全国タグに持ち出すと少しズレてしまうんですよね。

全国レベルに達する高校で、URが揃っていないなんてことがあり得るでしょうか?

所詮強豪校レベルの我が校でも柊・椎名・鈴木・仙波・桜田と守備CH持ち選手が多数在籍しています。

全国レベルともなればその比ではないと思います。

発動条件という点は、運営の当初の見通しが少々甘かったのではないかなという印象ですね。


2.+3ptとタグ限定使用

そして2つ目の批判点は、『つけるだけで3pt上昇する』という効果と『その他の強豪タグや名門タグとの同時使用ができなかった』という点です。

この効果に伴い、全国レベルに到達した学校は全く強化されてない相手校を思うままに屠り、通常よりも3pt以上多く獲得することが可能になりました。

基本的に殆どの学校が、ムード1.3倍タグや相手絶好調タグも併用するため1試合あたり18ptを獲得することがデフォルトになっていきます。

それに対して後から全国レベル校を追いかける名門校の監督さんたちは、最大でも1試合あたり16ptしか獲得できず、その差を埋めるのは極めて困難になってしまったのです。

また仮に全国レベルに到達できたとしても、全国レベル校は揃って18ptずつ積み上げていくので追い抜くことはできず、ただただ同じ順番のまま推移していくのです。


結局臨時メンテにより、獲得ポイントは3ptから1ptに減少。強豪タグ・名門タグとの同時使用も可能になり、全国レベルの中でもタグ次第でポイント獲得数が前後するようになりました。

前項と感想がかぶるのですが、やはりこれも見通しが甘かったと言わざるをえないでしょう。

実装する前に、一回でもいいから電卓を叩いてみると良かったかもしれません。

もちろんExcelでもいいですよ。

3.設定ミス発覚後の対応

地区大会以上開幕から約1時間で、ユーザーが設定ミスの可能性を指摘。

その後Twitterや公式Discordにて説明や修正を求める声が多く上がりました。

事態を認識した運営は、全国開幕から約3時間後に公式Twitter及びゲーム内お知らせにて『チャレンジタグにおいて問題』が発生していること、その対応を検討していることを発表しました。


チャレンジタグに明確な歪みが生じていましたが大会は開かれたまま、運営による検討が続きます。

第1報から6時間後の21時、再び公式ツイッターとゲーム内お知らせに臨時メンテのお知らせとその内容が発表されました。


内容は先に示したチャレンジタグの修正及び、1000pt以上の学校は一律999ptへの調整、またお詫びの配布アイテム詳細でした。

つまり事実上の大会5日目の成績抹消が行われたのです。

至極当然の話ではあるのですが、この対応については賛否両論

特に全国レベルには達しておらず、特にこれといった大きな被害を被っていなかった監督さんはやはり腑に落ちない点があったようです。

例えば大会5日目を全勝で乗り切ったのに、巻き戻った後の6日目で、消えた成績を下回るなんてことがあれば目も当てられませんからね。

とはいえ全体で見れば不公平な状態で大会が進んでいた以上、この対応は仕方がないのかもしれません。


メンテナンス終了後、再び仕切り直しでの全国大会開幕時間は午前4時。

これには賛否両論というより否否だった気がします。

根本的な「スタートダッシュを決められなければ不利」という状況はまるで解決しておらず、むしろより負担のかかる時刻になってしまったからですね。


こういった問題の対応というのは非常に難しいものだと思います。

とはいえ本当にこれが正しい対応だったのか、残念ながら私にはわかりません。


4.本騒動が与えた影響

最後の項目です。

今回の騒動で、ハチナイ運営陣に「?」を呈する人は少なくないと思います。

騒動発生時に書いた記事にもあった通り、ここ最近のハチナイというのは運営に対して不信感を募らせるようなインシデントが多すぎました。

そして追い打ちをかけるように起こってしまった今回のタグ騒動。


今までだってハチナイ運営とはミスを連発する運営でした。

しかしながら、どちらかというと一生懸命やった結果空回りして失敗してしまうような、どこか可愛げのあるものでした。

それがこのところは杜撰なだけに思えてしまうミスばかり。

それが運営への不信感に拍車をかけているのかもしれません。

あくまで個人的な印象ですけど。



とはいえ5年間、幾多の後輩ソシャゲを看取る立場となってきたハチナイ。

なんだかんだファンに愛されながら今日までコンテンツが続いています。

きっとこの困難も乗り越えてくれることでしょう。

今回の反省を生かして、もっともっとよい運営になってくれることを祈るばかりです。


八月のシンデレラナインと、その運営に愛をこめて。

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