2023/01/30

第10回全国大会反省会【ハチナイ】

魂を削るような激戦が終わりました。

こんばんは、シルエットです。

1/23~1/29にかけて行われた第10回全国大会

メモリアルフォトの実装や、全国チャレンジの新設などあいも変わらず戦術のアップデートが必須となった今大会。

とはいえ大波乱に満ちた前回大会と比べると流石に落ち着きのある大会でもありました。


前回大会まで幻影学院大附属監督として福岡県からエントリーしていた私は、ついに今大会からお引越しを決意。

佐賀県幻影学院鳥栖高校として再起を図りました。

いわばブルーオーシャンとも呼べる佐賀の地。その目的は悲願たる名門校ゴールを達成するため。

プライドを捨てて挑んだその結果は――?


佐賀県11位!(名門校)

2024pt(↑182)・県11位と過去最高記録であり、ついに悲願の名門校ゴールを達成しました。

ポイントが伸びた要因は好相性だったチャレンジタグ全国チャレンジの存在でした。

強豪タグであった#舞う粉雪はもはや意に介さないほどの影響。

#悪戦苦闘#逆風と併用することで常時15ptを稼ぐことに成功しました。

さらに全国チャレンジで活用できる#ダイヤモンドダストも我が校とは好相性

というのもBloom柊とUR椎名のCHで投手のスタミナを回復させまくることが出来る我が校。

スタミナ80%未満という状況を作り上げることのほうが難しいレベルでした。

それに伴い、ココぞで16ptを叩き出せた我が校。

この2つが絶妙に絡み合い、過去最高ポイントを叩き出すことが出来ました。


そして前回大会の反省を活かし、潜伏型戦法へと変更。

とにかくギリギリまで名門校にいる時間を減らし、県20位未満キープを心がけていました。

その甲斐あってか、ビジター戦を79試合に留めることに成功。

前回大会100敗を喫したビジター戦は74敗で踏みとどまることが出来ました。

不用意なポイントの減少を避けられたのも大きな要因でしたね。



というわけで長年の願いをついに成就させた我が校。

であれば選手の成績も奮っているというもの。

早速我が校の投打のタイトルを見ていまいりましょう!



○投手部門○

投手タイトルはタレント揃いとなりました。


まずは右のエース・倉敷舞子投手

70試合50勝8敗4S 防御率3.08 504奪三振という成績を残し、当たり前のように最多勝と最多奪三振のタイトルを手にしました。

前回大会からやや成績が悪化していますが、その要因は全国チャレンジ戦を主戦場としたことにあります。

相手校のチーム評価は我が校を常に上回り、タグの影響でムードも盛られている状態。

そんな環境下で腕を振るい続け、淡々と勝ち星を積み重ねました。

投手が出した走者の内、残塁した走者の割合を示すLOB%は88.21%チーム内トップの記録。

走者を出しても失点しない、粘り強い投球をしていたことを証明しています。

まさにエースたるピッチングでした。


次に左のエースであるエレナ・スタルヒン投手

50試合37勝7敗1S 防御率2.60 340奪三振という成績で、初の最優秀防御率のタイトルを手にしました。

先発2枚目として主に強豪校戦で登板したエレナ投手。

疲労度がマックスに到達してもなお変わらない安定感を披露。

QS率82%はチームトップの記録。大崩れしない、クレバーなピッチングを見せてくれました。

今大会の屋台骨は間違いなく彼女です。


そして二刀流で先発3枚目を務めた有原翼選手

21試合20勝0敗 防御率4.36 61奪三振という成績で、初の最高勝率の成績を手に入れました。

相手校のチーム評価がSSS+5未満という状況下で多く先発した彼女。

野手が本職でありながらきっちりゲームメイク。勝ち運が味方したのか、負けなしという結果でタイトルを射止めました。

疲労度が密接に関係する全国大会において、彼女の存在は結構大きなモノ。

その貢献がタイトルと言う形で報われて嬉しいものですね。


最後に、今大会は主にリリーフを務めた高坂椿投手

38試合7勝1敗16S 防御率4.24 85奪三振という成績で最多セーブ・最優秀中継ぎのタイトルを手にしました。

前回大会防御率2.23と抜群の安定感を誇った右腕でしたが、今大会はやや下降気味の成績。

その原因としてはまず中継ぎ登板が主だったことが挙げられるでしょう。

イニングを多く稼げない中での失点というのは防御率の悪化に直結します。

事実中継ぎ登板のみだったときは8点台まで防御率が跳ね上がったこともありました。

さらに拍車をかけたのが運の悪さ。

投手の運を示すBABIPという指標は約3割前後で収束するものなのですが、今大会の彼女の被BABIPは.332驚異の不運に見舞われました。

前回大会の被BABIPが.281と幸運だっただけにそのギャップが大きく出たカタチに。

とはいえ彼女の失点が敗北につながったのはわずか1試合。

中継ぎ投手として最高の仕事を果たしてくれたことは間違いありません。

次大会では素晴らしい成績を残すことを祈って。


最後に惜しくもタイトルを逃したものの、勝利に貢献した中継ぎ右腕をご紹介。


第7回大会以来の登場となった九十九伽奈投手

6試合0勝0敗1S 防御率4.91という成績を残しました。

起用方法は有原選手と同じような条件での登板のみと限られてはいましたが、URの猛者集う舞台で堂々たるピッチングを披露してくれました。

いつかはUR選手として彼女の名前が我が校のタイトルに並ぶと良いですね。



○野手部門○


野手部門は常連と復活のお二人。


まずは我が校のリードオフマン・直江太結選手

全試合に先発出場打率.491 14本 73打点 OPS1.08という成績を残し、首位打者・最多安打・最高出塁率というリードオフマンらしいタイトルを手にしました。

いつでも5割目前の打率を残し、首位打者はもはや彼女のモノと言ってしまいそうですが、今大会は最大のライバルがいました。

その存在は河北智恵選手

最終的には打率.482と差を開けられたカタチにはなりましたが、終盤まで打率トップをひた走り、初の首位打者の可能性も秘めていました。

恐らく彼女の存在もあって、直江選手は最後の最後で安打を積み重ねることが出来たのでしょう。

もしかすると、次大会では彼女の牙城を崩す選手が現れるかもしれませんね。


そして悲願のタイトル獲得となった逢坂ここ選手

全試合出場打率.403 62本 199打点 OPS1.23という成績を残し、本塁打王・打点王に輝きました。

我が校のスタメンのなかではすっかり古株の彼女ですが、打撃タイトル獲得は第5回大会以来というお久しぶりな感じ。

続く第6回大会では三冠王の可能性もあったのですが、3部門すべてで2位にとどまるというシルバーコレクターっぷりを披露。

それ以来タイトルとは無縁の日々が続いていました。

そのなかで復活した彼女。

6番ライトで開幕した今大会は、序盤からホームランと打点を量産。

一時は4番も務めながら、最後は5番にどっしり腰を据えました。

小鳥遊選手が独占していたタイトルに待ったをかけた逢坂選手。

次大会以降の2人のタイトル争いが楽しみですね。



それでは今大会のベストオーダーを見ていきましょう!


◇ベストオーダー◇

1(遊)直江太結

.491(607-298) 14本 73打点 OPS1.08

2(一)秋乃小麦

.410(271-111) 2本 18打点 OPS.850

3(二)河北智恵

.489(575-277) 40本 134打点 OPS1.22

4(三)小鳥遊柚

.460(563-253) 45本 178打点 OPS1.30

5(右)逢坂ここ

.403(548-221) 62本 199打点 OPS1.23

6(左)リン・レイファ

.431(552-238) 33本 141打点 OPS1.09

7(中)柊琴葉

.346(526-182) 27本 90打点 OPS.920

8(捕)椎名ゆかり

.301(508-153) 7本 76打点 OPS.700

9(投)倉敷舞子

70試合51勝8敗4S [防]3.08 

PH(打)近藤咲

80試合 .323(341-110) 29本 67打点 OPS.970

PH(打)有原翼

32試合 .397(73-29) 6本 22打点 OPS1.08


というわけで、大きく様変わりしたベストナイン。

長年適正○ながらサードを守ってきた近藤選手は、ついに小鳥遊選手とバトンタッチ。

また、前回大会では代打の切り札として活躍してきたリン選手・秋乃選手スタメンに昇格

ただ秋乃選手は大会途中での昇格でしたので、規定未到達とはなりましたが、繋ぐバッティングで2番として存在感を放ちました。

そして6番レフトに座ったリン選手の活躍もあり、第8回大会以来の3割30本100打点カルテットも達成。

柊選手の成績次第ではクインテットもあり得ましたね。



☆特別賞☆

それでは最後にチーム特別表彰と参りましょう。


まずは投手部門より、八上浩太賞です。

先発完投型投手に送られる特別賞。ぶっちゃけ沢村賞のハチナイ版です。

映えある八上賞に輝いたのは――


倉敷舞子投手が初の八上賞受賞となりました。

64先発のうち完投数は実に57

まさに八上賞に相応しい堂々たる成績でした。


そして次に最優秀新人賞

実はこの表彰するの第6回大会以来だそうです。

新人王に輝いたのは――?


秋乃小麦選手が今大会の新人王に輝きました。

前回大会から参加した秋乃選手でしたが、今大会が始まるまでの通算打席数は55

60打席以下という新人王資格をギリギリ有しており、今大会での受賞となりました。

次大会以降でのさらなる活躍に期待がかかります。


それでは最後に、最優秀選手賞の発表です。

今大会の我が校の原動力といっても過言ではない、そんな選手に贈られる映えある賞。

今大会MVPに輝いたのは――?


逢坂ここ選手です!

ここぞの場面で1発を打ってくれた逢坂選手。まさにチームを救う1打であり、彼女の活躍があったからこそ輝かしい成績が納められたのだと思います。

彼女の活躍に最大の敬意を示して。

おめでとう、ここちゃん!!!




といった具合に振り返ってきた今大会。

最後にチーム勝敗を振り返りましょう。

まずホーム戦では138試合115勝16敗7分 勝率.878 打率.381 防御率3.16 得失点差+590という結果でした。

また、ホームビジター合算での総試合では217試合120勝90敗7分 勝率.571という結果でした。

ついに全体でも勝率5割を超えられましたね。


1月末の全国ということで、次が一体いつになるのかはわかりませんが、この結果に満足すること無く、さらなる高みを目指して我が校は邁進していきたい所存です。


最後に。

監督の皆様、本当にお疲れさまでした!!!



●おまけ●

毎度恒例、先発投手の成績をNPB基準に換算しようのコーナー。

今回は倉敷・エレナの2人を26先発に換算してみます。

倉敷舞子 20勝3敗 [防]3.08 完投23 完封1
エレナ  19勝3敗 [防]2.60 完投11 完封1

……ホークスに来て千賀の穴を埋めてくれないか?

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